今回レビューする作品は「Whirlpool」より2017年2月24日発売の美少女ゲーム、「猫忍えくすはーと」だ。
Whirlpoolと言えばかなり有名な美少女ゲームブランドだが、基本的にフルプライスであり、シナリオが軽く、万人ウケしやすいゲームを出している。今作は珍しくロープライス作品ではあるが、Whirlpool作品の特徴は受け継いでいる。

シナリオ 1点

プレイ時間は5時間51分(オートモード)。ロープライスにしては長かったのは良かった、苦痛な時間が伸びたし。迷いなく1点を付けられる。ただ単純にシナリオが短いというのはある。しかし、問題は意味不明な内容だ。
ご都合主義に関しては別に何の問題もない。突然我が家に女の子が来るのも、その女の子に猫耳と尻尾がついていて、忍者の恰好をしているのも問題はない。

突然で理解できないから追い出す?
野宿に同情して養うことを決意?
女の子が襲われて助けに行くもやられる?
襲われたのは主人公を試すだけだった?
大団円????

そういうお話だ。このゲームはシナリオで勝負する気が皆無なのだろう。

イラスト 4点

CG25枚。SD4枚。ロープライスでは普通に十分な枚数だろう。
このゲームの一番の評価点ではないだろうか。女の子の服の柄や紙の装飾の細かさ。そこ以外、特にいうことはないが、女の子のCGの見栄えが凄くいいのでロープライスであることを考慮すれば買う価値はあった。

キャラ 2点

私はどんなヒロインでも嫌いにならないのだが、正直のこのヒロインは酷い。
風魔ゆら、お姉ちゃん。風魔たま、妹。

たまちゃんはまだいい。無邪気で、子供のように甘えているため、「しょうがないな……」という気持ちにさせるからだ。憎めないという奴だ。可愛いから許しちゃう。

ゆらちゃんは一体どうした。初対面で飯を要求し、主人公を動けなくさせ、風呂と寝床を要求。ニンニンうるさいんだけど。可愛いからってなんでも許されるわけじゃない。

音楽 2点

普通の美少女ゲーム曲といった感じか。特筆することがない。
OPも盛り上げに欠けているためなんだか寂しい。シンプルすぎる。

エロ 3点

絵がいいだけでもエロは良くなる。まして、ベテラン声優で猫キャラとか最強だろう。
ただ、隠語に関してはピー音がかなり強めなので注意。伏字は1文字なのに、2文字くらい聞こえない。
ニンニンやめろ。

ユーザビリティ 4点

流石、Whirlpool。特に不自由はない。オートモード時に表示されるウェイトゲージは個人的にかなり助かる機能だ。
ただ、この短さでセーブ150個、ボイス鑑賞機能はいらなかった。

総合 2点

この短さでは妥当か。正直なところ、声優のファンか絵が気に入ったか以外で買う価値はない。しかし、公式通販で売られている抱き枕カバー付きを買った人は、おまけでついてきた設定本のような気分になれるため、買ってみて無駄にはならなかったのではないだろうか。抱き枕ver.の方は是非手に取ってみてほしい。

雑感

シナリオが普通に意味わからないため、正直頭に残っていない。これからやる人は、しっかり読むと実は深い設定があるのかもしれない……という希望を持ってやっていただきたい。……私は無理だ。

公式通販では抱き枕カバー付き限定版が売られているため、むしろオリジナルキャラクターの抱き枕を売るためにゲーム作ったんじゃないかと思われる。Whirlpoolのいつもの人ではないこともそれが原因なのでは。
とりあえず、忍びモノは当分しないだろう。
ニンッ! という言葉をもう聞きたくない。

猫忍えくすはーと
メーカー:Whirlpool
参考価格:2,000円
シナリオ イラスト キャラクター 音楽 エロ ユーザビリティ 総合
1 4 2 2 3 4 2
ひみこ

女の子をこよなく愛する美少女ゲーマー。少ないお金で美少女(ゲーム)を買い、ロリから熟女までどんな”美少女”とも愛を持って接します。恋愛マスターを名乗る日も近い……。