友人痴人から寄せられるエロ相談をネタに書かせて頂く企画。
「AVが大好きだ! エロコラムを書いている!」と周囲に公言していると、良いことがある。私自身は性経験が豊富というわけではないのに、女性から性の悩みの相談をよくされるのだ。「知り合いのセックスを見る」ことを人生の目標に掲げているので(まだ一度も達成していない)、会話からでもセックスを垣間見れるのはとても喜ばしく、たいへん興味深い。

最近私に寄せられた相談はこちら。

相談者: 玉担ちゃん(26)
持ち前の根暗さと突拍子のなさにシンパシーを感じ、大学卒業後もよく連絡を取る関係。大学時代に初彼の外国人と数年交際したのちに別れる。それからは彼がおらず、ジャニーズ(キスマイ玉森)のおっかけに勤しむ。

先日そんな彼女からメールが来た。

なんだなんだ! 不倫か? 浮気か?
ドコドコドコドコドコと電話を待っていると、彼女の相談内容はこうだった。

彼が勃たない

知人の紹介で知り合って付き合いだした同い年の彼は、公務員をしながら格闘技を習っている筋肉質。「筋肉すごいの?」と聞くと「んもう!!!(すごいの)」という返事が返って来て非常に羨ましいところだが、やりたくて仕方のない玉担ちゃんが早速ホテルに誘うと、彼はこう切り出した。

「実はやったことない」

童貞と出会えるなんて、穴という穴から汁が出るほど羨ましい。せっかく鍛えた筋肉があるのだからチン筋も凄いのかと思いきや、挿れられるほど勃たないのだそう。「自分の持つありとあらゆる技を駆使しても勃たない」「ちょっと勃っても挿れられるほどじゃない」。勃たない問題は非常にデリケートだ。しかも今回は、「彼女は勃ちの良い外人としか性行経験がない」「彼は若く、スポーツマンで、未経験、薬の使用もためらわれる」という状況だ。しかし「勃たない問題」は、チンコ様を前にした人類の3分の2くらいが抱えている悩みなのではないだろうか。今回は、この問題に対して気休めの回答をしたいと思う。

相性は、3回試さないと分からない

叶恭子氏の名言として有名な言葉に、こんなものがある。

「メイクラブの相性は、ひとりの男性と最低3回は試してみないとわからないものです。ですから3回まではトライアルと考えるのが自然です」

出会い系アプリで高学歴男性のみを食い散らかしていることで有名な暇な女子大生氏も、

と、3回目のセッションで挿入に至ったと語っている。
合体の著名人2人がこう語っているのだから、一度目でヒドくても、とりあえず3回トライすると確変が起こるかも知れない。

緊張をほぐすエロくない全身マッサージをする

童貞を好きなAV女優が筆下ろししてくれるという企画が近年増えているが、その企画に多く散見されるのが、「男性が緊張で勃たない」場面。女性がタイプじゃなくて勃たないというのならわかるが、目の前にあるのは、自分が恋焦がれてきた、顔も体も整った女性が、裸になってる状況。この文句のつけようのない女体を前にしても、未経験のチンコ様はすくんでしまうのだ。経験の少ない彼が勃たなくて困ってる女性は、「わたしの魅力が足りないのかも? えーん」と自分を疑う前に、彼の緊張をほぐすようなことを試したほうがいいかも知れない。
「マッサージするよー」といってガチの強めのマッサージから次第にエロマッサージにシフトするとか。

チンコの能力だけに頼らない

このコラム(セックスレスは精神論で解決するものではない~初老ちんこも大喜び・ED治療薬のすすめ~)でも記したが、私は、セックスをチンコの身体能力だけに任せている世の中の風潮が、人類を苦しめているのではないかと思う。目が悪くなったら眼鏡をするように、筋トレしている人がプロテインを飲むように、チンコにも外部からのサポートを与えても良いのでは無いだろうか。
「チンコに何らかのサポートを与えて当たり前」な世の中になることを願う。

といったようなことを話した結果、玉担ちゃんには「叶姉妹の言葉」が一番しっくりきたようだった。「叶姉妹が言ってるなら間違いないわ!」……そう言わしめる叶姉妹は偉大な存在だ。玉担ちゃんの今後に期待。

三尾やよい

悪趣味が高じてフリーライター。エロ・グロ・ゲテモノ。アダルト系WEBコラム連載/ニュースメディア翻訳ライター。毎日がFernweh(;-;) 将来の夢はベルリンで引きこもって夜な夜なテクノ鑑賞。