現代の日本人は性欲を失いつつあると言われています。「国民総セックスレス時代」と叫ばれる昨今の現状を嘆いたトイズマガジン編集部は「性欲アップ講座」を開設。毎回、性のプロフェッショナルをお迎えし、性に関する悩みや不安の解消を提案しています。今回、ご教授いただくのは、独自の理論でクンニ指導を行い、2000人超の指導経験を持つ舐め師・クンニクマンさん。第二回では、女性をイカせるための実践アドバイスをいただきます!

――男性が女性からクンニがヘタだと言われてしまう原因って何なんですかね?

クンニクマン:男性から女性への理解度が少ないことでしょうね。それこそ男性ってセックスにおいては遅漏でチンコがデカいことをやたらと自慢に思ってる節があるんですよね。でも、女性は本音で言えば早漏で小さいほうが好きだったりするんです。

――女の立場からすると、早くイってくれた方が自分に魅力を感じてると思えますからね。男と女の大きな溝ですね……。

クンニクマン:特にクンニというのは難しいんですよ。男性はイクという現象がわかりやすいんです。でも、女性はイカない人もいるし、体調によってそれが変わる人もいます。メンタルにも振り幅がありますからね。それを執拗にイカそうとするから上手くいかないんですよ。

――そうですよね! その通りです! さすがにわかってらっしゃる。

クンニクマン:僕は偶然、それができる男だったんですよ。イカすことよりただ気持ち良くさせることが優先でした。

――でも、最近は無理やりイカされたいなんて女性も増えてきてると聞きますよ。

クンニクマン:そうですね。そういう女性もいると思います。要は女性の場合はイクことって自己申告ですが、男性は精子が出るっていうハッキリと目に見えるものがあるから、刺激の受け方が違ってくるんです。セックスの捉え方も違います。

――具体的にはどう違っているんですか?

クンニクマン:例えば、セックスをすることを前提にデートするカップルがいるとします。男性からすればセックス=ホテルに入る、シャワーを浴びる、キスをするところからスタートするんですよ。しかし、女性はその日のデートで待ち合わせた瞬間からセックスが始まっていることが多いんです。食事の最中や夜景を眺めてる時すらも、セックスへの布石なんです。

――なるほど。女性が「ムードが大事」なんていうのは、まさにそれに繋がってるわけですね。

クンニクマン:だからクンニ道場でよく言っているのは「心・技・体が大事」であると。なのでクンニのテクニックと同時にエスコートの方法も教えてるんです。

――そこから女性の心を理解すべし、と。

クンニクマン:外国人の男性がモテる理由を、日本人は「アソコがでかいから」なんて思い込んでることが多いんですよね。でも、そうじゃなくて一日に「I love you」を何度も言ったり、レディーファーストだったりという部分でモテてることを理解してない。

――そう! 女からすれば日本人男性はもっとそういうところを気にして欲しい!

クンニクマン:特に若い世代は酷いですよ。圧倒的にコミュニケーション能力不足です。僕の世代は高校時代なんかはナンパするにしても、連絡先を教えてもらうハードルの高さは相当なものだったわけです。携帯もない時代だし、情報としては親と一緒に住んでる住所か自宅の電話番号がせいぜいですし。

――それって、次に会う約束をするために、ものすごいコミュ力やテクニックを要しますよね。

クンニクマン:今は連絡手段が簡単に手に入るし、会うのもラクじゃないですか。その分だけ、女性の複雑な感情とは向き合えてないし、セックスでのコミュニケーションも上達しないんです。結果的に、ラクさを追求して二次元に対象が向いてしまいがちというか。

――生身の女性と仲良くなるためには、お金も時間も気力も必要ですからね。

クンニクマン:さらに言えば、エロいものに早く触れすぎてるのも問題なんです。今って12歳くらいからネットでエッチな動画を探せちゃうんで、根本的な欲求の差もここに生まれてくるんですよ。

――それこそ昔は、エロ本を土手で探すのに必死になったり(笑)。

クンニクマン:そうなんです。その情熱がないせいか、男性には女性を興奮させてあげようとする意識がないんですよ。

――こう聞いていると、クンニの方法云々ではなく、テクニック以前の問題のような気がしますね。

クンニクマン:そうです。道場に来る人の中にも最初は「セックスさえ上手ければいい」と考えている男性は多いです。その意識は変えていかなくてはクンニも上達しないんですよね。

――次回は、クンニ道場での教えを特別公開!

クンニクマン

「Noクンニ!! Noライフ!」をモットーとして掲げる、唯一無二の舐め師。クンニ道場を主宰し、独自の理論で指導を行うほか、「クンニ選手権」などの人気イベントを開催している。さまざまな性癖の人々が集うクンニバー「No, Where」オーナーでもある。