「国民総セックスレス時代」が叫ばれる日本において、性欲の低下は深い社会問題とも言われています。そこでトイズマガジン編集部は「性欲アップ講座」を開設。毎回、性のプロフェッショナルをお迎えし、性に関する悩みや不安の解消を提案しています。今回、ご教授いただくのは、独自の理論でクンニ指導を行い、2000人超の指導経験を持つ舐め師・クンニクマンさん。最終回は、クンニクマンさんの今後の活動について語ってもらいました。

――クンニクマンさんは定期的に「クンニ選手権」というイベントを開催されてますよね。

クンニクマン:はい。タイトル通り、誰が一番クンニが上手いのかを競うイベントです。一昨年の10月に第一回が行われて、これまでに6回開催してます。

――かなりセンセーショナルなイベントですよね。実際にその場でモデルの女性にクンニをして、その気持ち良さで優劣がジャッジされると聞きましたが。

クンニクマン:正しく言えば、2014年の1月に前身となるクンニ対決のイベントを行っているんですよ。これが好評を博したんで選手権にしようと決めました。他人が舐めてるところなんて面白くないかと思ってたんですけど、意外とそれを争うという形だと興味を惹いたみたいで。

――イベント自体の構想は昔からあったんですか?

クンニクマン:そうですね。前々から日本一を決める大会をやってみたいという気持ちはあったんです。それはなかなか叶わないですね。ただ、人気が出始めたので、一年に一回の予定が半年に一回というペースになりました。

――イベントを行う一番の目的は何ですか?

クンニクマン:クンニの布教ですよ。戦いがあることで、もっとクンニに注目してもらえたらという気持ちです。

――そういえば、以前この企画でインタビューした竹田淳子さんが「クンニ選手権での優勝者が女性ばかりだ」と言ってましたが、これって理由があるんですか?

クンニクマン:これには皆さん色んな意見があると思うんですが……僕が考えているのは「ルールが甘かった」ということ。女性出場者は、イベントが始まる前にモデル女性とスキンシップをはかって印象を良くしてしまうんですよ。なので前々回の「クンニ選手権ワールドカップ」からは、ルールを変えてそうした事前のスキンシップをNGにしたんです。結果、男性がその時は優勝しました。

――なるほど……そういう側面が。

クンニクマン:とはいえ、女性は男性に比べて舌が柔らかいので、舐められた時の感触がいいのは事実です。また、女性はやはり女性の体をよくわかっていますよ。特に一定のリズムを刻むことに長けてると感じますね。

――男性が難しいと思うことをあっさりやってのけてしまうんですね。

クンニクマン:そう考えると、女性の性は「静」。男性は「動」なんですよね。太古の昔から、男性が狩猟をして女性が家を守っていたことを考えると、女性は変化を好まない。そういうことを踏まえると、同じ場所を責め続けることにかけては男性は女性に勝てないんですよね。

――大会は今後増やしていく予定ですか?

クンニクマン:その予定です。もっとクンニ道場の出身者に活躍して欲しいのが本音ですね。「ワールドカップ」の優勝者で舐め王の称号を得たのは、クンニ道場で学んだ男性だったんですが、次の大会では一回戦負けになってしまって「舐め王を返上しろ」という声も挙がっていて……。もう少し、クンニ道場を出ればイベントにも強いという土壌を作りたいです(笑)。

――ちなみに次回の開催は?

クンニクマン:2月に行う予定です。ツイッター等で情報をチェックしていただければと思います。

――そしてクンニクマンさんと言えば、歌舞伎町のクンニバー「No, Where」のオーナーでもあるんですよね。こちらはいつオープンされたんですか?

クンニクマン:2014年にオープンしました。現在はハプニングバーというと一期一会というか、乱交的なイメージがすごくついてしまったんですが、本来のそういったフェティッシュなバーというのは語らいや情報交換の場だったわけです。「No, Where」では、そうした誰もが気持ちを開放できる場所を目指しています。

――私も何度かハプニングバーに行ったことがありますが、最近は有名どころには物見遊山な一見さんが多いイメージがありますね。

クンニクマン:遊び心がないんですよ。「オナニー見せて」って言っても何もしないような客がほとんどです。真の意味でハプニングバーに興味があるような人は、本当の変態と語りたいという欲求がある。「No, Where」はそうした人たちの受け皿として機能すればと思っています。

――最後に、今後クンニクマンさんの目指すところを教えていただけますか?

クンニクマン:今後は60代以上の層をこうした世界に取り込んでいかないと厳しいのかなと感じています。若い世代が性への興味を失っている中、まだ盛り上がる可能性があるのはシニアたち。今後の日本の高齢化に向けて、動いていければと思っています。

――ありがとうございました。

クンニクマン

「Noクンニ!! Noライフ!」をモットーとして掲げる、唯一無二の舐め師。クンニ道場を主宰し、独自の理論で指導を行うほか、「クンニ選手権」などの人気イベントを開催している。さまざまな性癖の人々が集うクンニバー「No, Where」オーナーでもある。