前回、アダルトショップの実店舗を訪れてみよう的なお話をしたが、やはり通いたくなるお店、寄りたくなるお店というのは自分の肌に合ったお店ということになるだろう。そこで今回は都内にある大規模ショップ三系列店を個人的にレビューしてみたい。ファーストフードでも早さがウリだったり、素材がウリだったり、焼き方に拘った炭火焼きを売りにしている店舗もあったりするが、アダルトショップも同様で大半は似たような物を売っていても、見せる雰囲気は各店舗でかなり異なる。

大人のデパート エムズ

前回のトップ写真は、大人のデパート エムズ秋葉原店の店内の画像だったのだが、エムズ秋葉原店は昨年末にリニューアルして、アダルトショップの常識を覆すような更に明るい店舗になった。写真のiroha売り場などはまるで化粧品の什器のような雰囲気だ。しかし、同じエムズでも池袋店は地下という立地も相まって秘密基地の様なワクワク感が残っているのが特徴で、立川店はアキハバラ同様明るい店内だがユニフォームも異なり、また違った印象を受ける。余談だが、立川店に行ったら是非冒頭のTENGAの看板も見て欲しい。

ラブメルシー

同じく秋葉原駅前に店舗を構えるラブメルシーは、むにむに製作所のマスクが1Fに並んでいたり、「自立支援センターむく」の製品コーナーも4Fあるなど他店にはない製品を実際手に取ってみることが出来る商品のオリジナリティが特徴だ。また1F入口には外国人観光客向けのお土産やラジコンヘリも売っていて想像するアダルトショップの雰囲気とは異なる。
「なぜアダルトショップにラジコンヘリ?」と疑問に思い聞いてみたところ、メルシーの人気製品フェアリーと高性能モーター繫がりの様だ。アダルトショップと話が逸れてしまったが、その話を聞いて仕事の上で人間関係や信頼というものはとても大切だなと思った。

ワイルドワン

そして現在都内に7店舗を展開するワイルドワンは全体的に秘密基地系のお店が多い。しかし店舗はそれぞれの地区ごとに特色を持たせていて面白い。私は「オナホ館」という言葉の力に惹かれてオナホ館に行く機会が増えたが、市場ではなかなか見ない絶版品や小ロッド生産品などもあり、昔の製品だと「こんな製品もあったのか」と逆に新しい発見にもなる。
他の店舗を見てみると女性用、SM系が充実した道玄坂店、新橋はDVD、グッズが同じフロアで分かれている。個人的には新橋DVD館のとても楽しい何かがありそうな店構えが好きだったりすが、それは置いといて女性向けコンセプトバー「VIBEBAR」を運営しているのもワイルドワンだ。

都内にある比較的大きなショップを今回は取り上げたが、都内にはまだまだ多くのショップがある、明治書店、芳賀書店などもオリジナリティがあるし、女優さんを呼んだイベントが盛んなショップもある。そして関西に目を向ければ信長書店がまず目に浮かぶ。まずは口実を作って信長書店のドールコーナーに行きたいのだが、まだ「夢」で終わっている。

本当はもう少し「実店舗活用術」みたいな記事を書きたくて、店舗の雰囲気紹介は序章のつもりだったのだが、書き出したら止まらなくなり文字数を超えてしまった。今回はタイトルを変え関東の大型店舗紹介とし「実店舗活用術」や後半駆け足で名前だけ出したショップなどの紹介もまたこちらで後日していきたい。

平野敏明
平野敏明
Twitter:@jokegoods

買う物が無くても時間があればアダルトグッズショップに足を運ぶグッズファン。エアピロー系、ランジェリー、コス、二次元系パッケージが特に好き。PNはこの業界で初めてカメラマンの仕事を始めたとき編集長から頂いた名前。