カップル用バイブの市場で世界を席捲する、We-Vibeエグゼクティブマネージャー、レイ・デッドハー

驚異的な世界シェアに秘められたストーリー

現在、世界のカップル用バイブレーター市場で売上ナンバーワンを誇り、延べ50ヶ国以上・数100万人の愛用者を生み出してきたブランド、We-Vibe(ウィーバイブ)。今回の巻頭特集では、この驚異的な世界シェアを誇る同社エグゼクティブマネージャーレイ・デッドハー氏を招いて、話題の製品に込められた思いや同社のビジネスについて話をお聞きした。そもそもこの特異な形状をはじめ、使用方法が既存のアダルトグッズとはまるで異なるWe-Vibeは、いったいどのようにしてこの世に誕生したのだろうか?

レイ・デッドハー(以下、レイ):8年前にこの製品のアイデアを出した時、当時はカップル用製品であっても、これは女性用これは男性用とセグメントが分かれていました。
そこでカップルが二人で、同時に使えるようなものはできないかと考え、Cシェイプと呼ばれるこの形状が発案されました。そこから開発がスタートしたのです。当時、他の会社の製品の多くは必要のない機能が多く付いていました。我々は多くの時間とお金をかけて市場調査し、本当に身体にフィットする、そういう形状を追求しました。2年以上の開発期間を費やして、医師、セクシャルセラピスト、熟練カップル、ストリートガールなど様々な人たちをリサーチしました。色々な人種、例えばアジアの人たちは体の大きさも異なりますし、そういった様々な人たちを5ヶ国にわたってリサーチし続けたのです。その結果、いわゆる「トイ」とは一線を画すエルゴノミクス(人間工学)デザインというか、そういう部分に特化した形状にたどりついたのです。

たしかにそのデザインは独創的で、初めてのユーザーが容易にその使い方をイメージできるか、とすら思えるインパクトがある。だがそこは全世界で愛用者がいるこの製品、YouTubeにはすでに各国の言語で使用法からコンセプトまで解説した動画がアップされているという。試しに筆者のスマートフォンでも『We-Vibe 日本語』でグーグルの動画検索をしてみると、なんとトピックスの先頭に表示された。あらためてこの製品がグローバルブランドであると実感させられた。


カップル用バイブの市場で世界を席捲する、We-Vibeエグゼクティブマネージャー、レイ・デッドハーWe-Vibe 4 プラス

カップルが快感を共有するバイブレーターという、それまでなかった画期的発想から生まれた同製品。
女性器に挿入された振動器が性交時のエクスタシーを強烈に増幅させる。


レイ氏の分析する日本のアダルト市場