【アダルトグッズのお勉強】“セックス・コスメ”の歴史や現状honey

女性向けでありながら男性の視点が強かった

サプリやコスメ的なアダルトグッズ、ここでは便宜的に”セックス・コスメ”と呼びますが、非常に幅広い種類の製品を内包しているジャンルです。例えば、デリケートゾーンのくすみや臭いをケアするローションのような化粧品的なもの、男性の勃起を促したり、”媚薬”のような効果を謳うサプリメント的なもの、アンダーヘアの処理や膣圧トレーニングができるもの、などなど、実に多彩な商品が”セックス・コスメ”として人気を集めているのです。
昔から”セックス・コスメ”のような商品はアダルトグッズ業界にも存在していました。しかし、それは現在とは趣が異なり、媚薬のように「男性→女性」というベクトルの効果を期待するものが主流。つまり、「女性に使うことで男性が喜ぶ」という男性の視点から生み出されたグッズであり、女性が能動的に購入して使用するというたぐいの商品ではありませんでした。製品のクオリティも粗悪なものが多く、使用する女性のことを考えていないものさえあったのです。

業界に携わる女性が育ててきたグッズ

近年になってアダルトグッズが広く一般に浸透していくなかで、”セックス・コスメ”も変わっていくことになります。その転機を作り出したのがアダルトグッズ業界に携わる女性たち。例えば、女性が運営する「エルシーラブコスメティック」や「LOVE PIECE CLUB」など、「女性が本当に必要とするグッズ」という視点から、新しい”セックス・コスメ”を生み出してきました。それが世の中の女性に受け入れられたことで多くのメーカーが参入するようになり、”セックス・コスメ”に対するさまざまなアプローチが試みられるようになっています。
そして、現在は単純な性的グッズではなく、女性が「性」を楽しむことで「美」につながっていくという、新しいテーマを内包したジャンルへと進化して、既存のアダルトグッズとは異なる展開を遂げつつあるのです。


「性」と「美」をつなぐ視点