先週、先々週とラブドール界に風が吹いたので久しぶりにコラムを書きたいと思う。
まずは2月に「エンジェリックドール」を発売をしたタマトイズがオプションのマスク「エンジェリックドール用フェイスマスク」を一気に12種類リリースしてきた。本体が発売された時、きっとタマトイズなら周辺のオプションを出してくると期待していたのだが、全く音沙汰がなかったので驚くと同時にとても嬉しかった。

最近特に思うのは人の好みは千差万別で、私が可愛いと思ったものでも全ての人が可愛いと思っている訳ではないということだ。タマトイズの自慢の絵師が描いた高品質なマスクが自在に変えられると、Aの顔なら要らないけど、Bの顔なら是非お迎えしたいという人も出てくるだろう。また少し前からはタマショップで衣装の販売も行われている。今後様々な顔をはじめとするオプションが出てきて、またラブドール界にカスタマイズブームが起こってくれると嬉しいと密かに思っている。

そしてもう一つ、A-ONEから先週新しいエアドール「添い寝ふれんど ねるどる 夢野ねる」が発売になった。勿論ホールポケットも装備されているが、「添い寝」も出来るドールと謳われている。例えば同社製の「ラブボディ ミユ」は「はめドル育成中!! エイカ」も立った姿勢なので添い寝は可能だが、「添い寝ふれんど ねるどる 夢野ねる」は棒立ちではなく、片足が微妙に曲げていたり、首も少し左を向いていて「リアルな寝相」を実現している。

これまでラブドールというと左右対称の造形だったが、「添い寝ふれんど ねるどる 夢野ねる」は左右非対称のエアドールなのだ。今思い立って有名どころをいくつかチェックしてみたが、左右非対称のエアドールはこの娘が史上初ではないだろうか。存在だけで癒されるドールとしてA-ONEがこだわった結果が左右非対称という形になったのではないかと思っている。可愛くプリントされた顔も見ているだけで幸せな気分になってくるドールだ。

エアダッチやクッションはオナホを装着して、あるいは一体型で使うことを前提に作られている。そうした製品は定期的に各社から発売されているのでここで大騒ぎする問題ではないのだが、今回紹介した2つのドールはプラスアルファの「存在するだけで癒される」ラブドール的要素を持っている製品なので今回取り上げてみた。

最近ではプラスアルファに特化した製品というと、昨年末に発売になった「ふぇありーふぇいす」以来なので正直かなり嬉しい。これからもそんな美しい、可愛い製品が充実したり、その賑やかさで新たなファンが増えてくれることを期待して今回のコラムを締めくくりたい。

妹尾好雄
Twitter:@air_tan

21世紀の幕開けと共にドールの世界へ! 今年で15周年(笑)
ドール廃の世界に片足を突っ込みながら日々「うちのこかわいい」とドール写真を撮影する毎日の人。