新進気鋭のメーカー・HEPS グォン・ムンシク代表が語る展望と業界

暗中模索の製品開発で費やした期間は5年

いきなりのお願いにも関わらず、快く了承してくれたのはHEPS代表のグォン氏。同社を代表する製品であり、オナホールファンの想像を超えたメカニカルなボディが大きな話題を呼び、日本でも人気を集めている「HEPS FANTASTIC HOLE(ヘップス ファンタスティックホール)」というフェラホールをご存じの読者も多いのではないだろうか。そんな革新的グッズを世に送り出し、今も新しいグッズの開発に余念がないというHEPSのグォン氏に、新進メーカーとして業界にかける熱い思いを語ってもらう。
まず、グォン氏は現在、HEPSの代表として活躍しているが、それ以前はアダルトグッズ業界と全く関係のないショップの経営者であったという。そんなグォン氏がアダルトグッズ業界に参入するキッカケとなったのが知人からの誘い。始めて多彩なアダルトグッズを目にして、非常に興味を覚えたという。

グォン・ムンシク代表(以下、グォン):そうは言っても、アダルトグッズのことは右も左も分からないような状態。最初はどうしてよいのか、全くの手探りでやっていくしかありませんでした。しかし、その最初の製品を考える段階から『他のメーカーにないようなグッズを作る』という思いだけは持っていましたね。

後発メーカーはどうしても〝売れているもの〟を模倣してしまいがち。しかし、それでは業界やユーザーに認知されにくく、既存メーカーとの競争にも後塵を拝してしまう。この独自性にこだわる姿勢があったからこそ、後に革新的なフェラホールである「HEPS FANTASTIC」が登場することになったのだろう。そんなことで開発がスタートしたわけだが、やはりいろいろと困難を乗り越えねばならなかった。

グォン:最初の製品では、構想から発売まで約5年ほどかかっています。製品プランを考え抜き、デザインや性能を試行錯誤して、ときには大きな挫折を味わいながら、それでも諦めずに進めていきました。

そして、ついにHEPSの第一作目であり、「HEPS FANTASTIC HOLE(ヘップス ファンタスティックホール)」の前モデルとなる「KINSEY SYSTEM TOY」が完成した。この商品は韓国で発売されるとすぐに注目を集め、わずか3カ月で韓国販売量1万個を達成する。グォン社長のめざした「他社にない製品」という思いが間違っていないことを見事に証明したと言えるだろう。


新製品のヒントは雑談から