【A-Lady】男女がセックスの楽しさを相互共有することが大切

年齢を重ねても「性」から逃げずアダルトグッズをうまく活用して男女ともにセックスを楽しんで!

主婦からSM界に転身後、アダルト業界でマルチな活躍を続ける神田つばき氏。自らの「性」と正直に向き合い続けてきた経験をベースに、女性とセックスの理想像を語ってもらった。

――神田さんは主婦からアダルト業界に参入していますが、何か気持ちの変化があったのですか?

神田つばき(以下、神田):主婦時代はセックスでイクことができず、自分に正直に生きられていませんでしたね。そんなとき、病気で子宮を切除したことで心や体調が不安定になり、「自分が女ではなくなってしまう」という思いに囚われたんです。そして、このまま自分を偽って生きていくのが疑問になり、離婚してアダルト業界に足を踏み入れたんです。

――急転直下ですね。

神田:ものすごい性欲の衝動があり、セックスでイケない自分を満たしてくれるものを探していました。それが「縛り」の世界だと思って、単身で大阪に乗り込み、全くの一般人男性をつかまえて縄とビデオカメラを渡して「メチャメチャにして」と(苦笑)。そんなことを繰り返して撮り貯めたビデオを発売したり、とにかく高速道路をバイクでぶっ飛ばしているような感じでしたね。

――その後もずっとそんな感じで?

神田:2010年くらいで大きく変化しました。ちょうど50歳のときで、閉経を迎えて胸は張らないし、排卵は止まるし……。このままでは男でも女でもない、ただの年寄りになってしまう
と考え、生活を改善したり、男性関係も改めて、男性と一緒に慈しみ合いながらセックスを楽しもうと考えるようになったんですよ。

――大きな転換点ですね。

神田:ある程度、年齢を重ねた女性は「性」から目をそらして、逃げているような一面があると思うんです。しかし、それではもったいないわけで、閉経後は若い頃よりもキレイになっていかなければいけませんね。そのためには若い女性のマネしても無駄で、年齢に見合った「性」や美容とうまく付き合うことが必要です。

――アダルトグッズも年齢によって使い方が違いますか?

神田:私で言うと、30~40代は膣トレできる「The Swan Clutch(スワン クラッチ)」、50代はソフトな刺激が欲しくなってTENGAにはの女性向けバイブ「iroha」を愛用しています。また、年齢を重ねると体のたるみなどを男性に見られたくないという思いからセックスに消極的になるので、ボディを矯正してくれるガーターベルトも必需品です。濡れない夜も多くなるのでローションを利用するなど、セックスで心身をサポートしてくれるグッズを積極的に使うようにしていますね。

――ガーターベルトやローションは男性にとってもありがたいですね。

神田:男女ともに楽しいというのがセックスでは大事です。私にとってセックスは「試合」であり、相手(男性)がいなければ始まらないので(笑)。いまはフェミが強くなり、男性
が萎縮している傾向もあるんじゃないかと。男性も年齢の経過とともに自信を喪失していくので、このままだと試合してくれる男性がいなくなるのではという危惧があります。それを防ぐため、今後は男女がお互いにコミュニケートしながら、楽しさを共有していくセックスを男女ともに啓蒙していければいいなと思っています。

【A-Lady】男女がセックスの楽しさを相互共有することが大切
神田つばき

専業主婦からSMの世界に足を踏み入れ、M女優として活躍。ほかにもAVライター、AVの脚本家など、多彩なジャンルで活動する。また、女にとってのエロスをテーマにした『東京女子エロ画祭』の主催者としても知られ、4回目を迎える今年の同祭も大成功を収めた。女性の密かな妄想願望を記した著作『私の妄想、かなえて下さい…』(三和出版)も絶賛発売中。