11月17日、名古屋インターナショナルレジェンドホールにて「ホリエモン祭り in 名古屋」が開催されました。こちら、その名の通り、“ホリエモン”こと堀江貴文さんが各業界のキーパーソンと対談を行ったり、彼らが登壇をして限定講座を行ったりするイベントなのですが……。その中にあって異色とも言える放談企画が立ち上がっておりました。その名も「大人の猥談 ~性のダイバーシティー~」!

なんと性の第一線で活躍するプロフェッショナルたちが「ホリエモン祭り in 名古屋」に集結し、R18な禁断のトークライブが展開されるとのこと。参加メンバーは下記の通り。
MCは吉原の女性を撮り続けてきた扇情カメラマン・酒井よし彦さん。登壇者は、右から女性向けAVの人気男優・東惣介さん、バイブ大好きのエロブロガー・ぼかべさん、ラブジュアリー研究家の紫陽花さん、吉原で10万人を愛したソープ嬢・吉原ぷりんさん、芳賀書店の3代目でポリアモリストである芳賀英紀さんです。

今回のイベントは、来場されたお客さんからの事前アンケートを元に進行していくとのこと。まずは「女性にモテる秘訣を教えて欲しい」に対して、さんが「こういう質問をしている時点でモテない」とさっそくバッサリ。「確固たる自信を持っていなければダメ」と続けていましたが、本人曰くご自身も「セックスという意味ではできるが、恋人としてはモテない方」とのこと。
その後はさんが出演する女性向けAVについての話になり、女性陣の好みのセックスシチュエーションを聞いてみる流れに。さんは「中高と女子校だったせいか、学校でするシチュエーションに憧れがある」と意外な好みを語り、ぽかべさんは「まさに東さんが出ているような女性向けAVがツボ」と語ってくれました。

続いて「遠隔操作ができるバイブを極めたい」というアンケートから、バイブ好きのぽかべさんに遠隔バイブはアリかナシかという問いを。ぽかべさん自身は3年付き合っている彼氏とのマンネリ防止のために使うことがあるらしく「自分から使って」って言っちゃうという積極的な一面を見せました。

そんなぽかべさんのオススメの遠隔バイブは「We-Vibe」。先ほど楽屋でさんに見せてもらって欲しくなったとのこと。こちら、ミライカラーズから発売されているカップルで使用できるバイブレーターで、なんとスマホと連動して海外からでも遠隔操作が可能という優れもの。これにはさんも身を乗り出して興味津々でした。

吉原ぷりんさんは、日本随一の風俗街・吉原の現状について聞かせてくれました。海外からの旅行者が爆発的に増加している現在の日本、その流れに則り吉原も外国人のお客さんが増加する一方だとか。なので、今後吉原で働く女性は海外の方との性的触れ合いが大丈夫でないと難しいのではないかとの指摘。
ぷりんさん自身は「外国人は優しいです。会話も『ホクトノケン』とか、向こうが知ってそうな適当な単語だけでも心があれば伝わる」とのこと。苦手意識を持たないことが国際交流の第一歩だと改めて教えられる言葉でした。

アンケートで「一日にどれくらい、エッチなことを考えているか」という質問がありました。芳賀さんの答えは「寝ている時以外。夢にもたまにエロいことが出てくるから、もしかしたら24時間かも」。奥様との生活の中でも、自社で取り扱うようになった新商品のアダルトグッズを2人で試すなどエロは切っても切り離せないことであると主張。さらにエロには確実にリスクがあり、それをなるべく軽減して世に出すために自分がきちんと体感すべきであるという強い信念があるとも。芳賀さんのアダルト従事者としての覚悟を垣間見た瞬間でした。
芳賀さんと言えば、奥さんの他に公式の愛人がいる「ポリアモリスト」としても注目を浴びていますが、日本でのポリアモリストには強い誤解があるという話も聞かせてくれました。日本ではセクシャルに特化しがちなポリアモリーという思想ですが、本来の意味は博愛主義。芳賀さんはあくまで、その「みんなを愛して助け合う」という考え方に賛同をしているということです。

「セックスができる年齢の限界とは?」という質問については、まずはぷりんさんが「自分のお客さんで最高齢90歳の方がいた」と衝撃の告白を。80歳以上の方は結構いるらしく、しかも18歳の若者よりも勃ちがいい人もいるとか。芳賀さんは「男性はマスターベーションだけでも毎日すべき」とアドバイス。精子を生産しなければ、機能はどんどん落ちていくことを工場に準えて話してくれました。さんは50~60代の男性の性に関するカウンセリングをしている経験を元に「その世代の男性たちは自分がセックスをしたいだけの考えの人がほとんど。もっと女性にしてあげる、共に楽しむなどの広い視野を持つべき」とも指摘していました。

最後のアンケートには少々拗らせた一文が書かれていました。「愛なんて存在しない。あるのは金と体の関係だけだ」。これに対し、登壇者一人ひとりが自分の考えを述べていいます。「それを言うってことは、その人に(愛は)ないんだろうね。オレにはあるけど」と芳賀さん。さんは「自分も愛せないと他人も愛せない」、ぽかべさんは「性は愛を表現するためのコミュニケーションのひとつ」と主張。さんも「その人は目先の快楽だけでいいんじゃないですか」とその考えを否定していました。最後にMCである酒井さんが「結局のところ、愛が無ければ良いセックスとは言えない」と締め、今回の放談は幕を閉じました。

性の多様化が叫ばれる昨今。しかし、それを声高に主張できる存在は決して多いわけではありません。それでも今回のイベントの登壇者たちのように真面目に性に向き合い、それを広めていこうという動きは徐々に拡大しています。
今後もプロフェッショナルたちの働きかけで、性に対する意識の変革が為される機会が増えていくことを期待しています。
(取材・文・写真=もちづき千代子)