突然だが私は古いものが大好きだ。昭和っぽい木造家屋やホーロー看板等々昭和の匂いがするものがお気に入りだったりする。しかし、おおらかだった良い思い出だけを切り取り「昭和は良かった~」と言ってみたりするが、冷静に考えると昭和とはトイレは和式、通勤電車に冷房は付いていないそんな時代、多分平成の便利な生活に慣れてしまった私は昭和では暮らせないのではないかと思う。そして現在、平成も30年が過ぎ来年の5月には新時代が来るのだが、昨今の可愛いラブドールを見ると昭和のダッチワイフと比較して格段に進化したなと思うのだ。今日はそんなお話。

昭和にはネットもデジカメも無かったので、ネットで当時の「ダッチワイフ」を検索しても多くの写真は出てこない。そこで自分なりにイラストを描いてみたが、およそこんな感じのものだった。現在のラブドールと呼ばれるドールと比べると格段の進化を感じずにはいられない。
20年位前から「ラブドール」という言葉が使われるようになり、単なる性処理の道具だったものがそばに居て癒される存在に進化している。今日はこの原稿の為に夏に発売になった「ねるどる」と先週末発売になったばかりの「エンジェリックドール 添い寝ver.」を撮ってみた。どちらもホールポケットは付いているが、「添い寝」を前面に出した「存在するだけで癒される」娘たちという位置付けだ。

仕事から帰ってきてベッドにこんな風景が広がっていれば癒されるではないだろうか? 現在ラブドールはそんな存在に進化している。そう考えると、この娘たちが存在しない昭和に私は間違いなく戻れない(笑)。
しかし一方で昭和のダッチワイフが欲しい今日この頃なのも事実なのだ。やはり原点みたいな存在は実際に手にしてみたいし、勿論「昭和好き」の懐古趣味的な側面も多くあるが写真ではなくこの目で見たいという気持ちはとても強い。

で、ここからは独り言なのだが、今これを欲しい人他にもいるんじゃないかなと密かに思っている。実際に使うかどうかは別にして、「そうそう、昔はこんなのだった。懐かしいな~」と手に取ってみる人もいるのではないかと思っている。変に現代の良いところを取り入れず、暑い化粧も、時代遅れの髪形もそのままで出して貰えれば私は10000円でも欲しい位だ。そんなドールが平成最後に発売され、トイズマガジンでレビュー出来たら平成時代の自分はドール漬けだったと振り返ることが出来そうだ。

妹尾好雄
Twitter:@air_tan

21世紀の幕開けと共にドールの世界へ! 今年で15周年(笑)
ドール廃の世界に片足を突っ込みながら日々「うちのこかわいい」とドール写真を撮影する毎日の人。