高齢者に、アダルトグッズは必要なのでしょうか? 高齢化が進む昨今、だれにも相談できずに介護者へのセクハラや公共の場での軽犯罪といった問題行動を起こす高齢者達が問題となっています。高齢者と性について考えてみましょう。
先日、「アダルトグッズのメーカーと介護事業者が提携することになった」というニュースが報道されました。内容は以下のようなものでした。入浴に特化した介護事業者が、従業員へのセクハラを回避するためにアダルトグッズを導入しようという働きかけです。このニュースを基に高齢者が置かれている実状についてもっと詳しく見ていきましょう。

介護現場でアダルトグッズが必要になった理由

施設を利用する高齢者から介護者へのセクハラが多くなってきているという現状があったといわれています。施設内での恋愛もあるようなので、高齢者の性欲も衰えてはいないと考えられるかもしれません。特に、介護現場では、セクハラによる被害が日常茶飯事となっている事も看過できない現状として、問題視されているということもあります。
これらの実情から考えて、高齢者にも性欲があるから、セクハラが増加するのでは? との考えから、介護現場にアダルトグッズを導入しようと考えたのだといいます。

高齢者には性欲がないと思われてきましたが、果たしてそうなのでしょうか。高齢者といえども、男性は死ぬまでセックスができるといれてきました。女性も、高齢者とはいえ、気持ちが若い方も増加傾向にあります。男性も女性も気持ちが若ければ何歳になっても性欲はあるのではないでしょうか。

高齢者の性欲のはけ口はどこに向かう?

高齢者の性犯罪も増加傾向にあるといわれています。近所でも、不審者情報が流れた時に年齢層を確認すると、高齢者であることが少なくありません。テレビで流れるニュースでも高齢者による性犯罪のみならず暴力事件や軽犯罪が増加傾向にあることも報道されているので、高齢者が血気盛んであることが見て取れます。
「これだけ元気が有り余っている点や社会から疎外されているのでは」といった高齢者が感じる孤独感といったものが、このような犯罪を引き起こしているのではないかと考えられます。これらのことからも、高齢者の性欲や、存在感を直視せずに取りこぼしていることが高齢者の性犯罪や、軽犯罪を増加させているのではないでしょうか。高齢者による性犯罪のみならず軽犯罪までをも抑制するためには、高齢者の性欲や存在意義をしっかりと受け止めるような受け皿が必要不可欠なのではないでしょうか。

まとめ

「高齢者には性欲なんてない」といった誤解が、社会全体に蔓延しているので、性犯罪や軽犯罪が、増加する傾向に向かっているのではないでしょうか。高齢化社会となってきている昨今、高齢者の性について相談、もしくは発散できる場が必要なのではないでしょうか。ここで、先のニュースの内容に触れてみましょう。
仮に、アダルトグッズを導入して性欲が満たされれば、介護施設や公共の場でのセクハラや軽犯罪が解消されるのでしょうか? 答えはNOだといえるでしょう。
なぜなら、高齢化社会が抱える問題の一環として、高齢者の性欲のやり場が失われていった場合、性犯罪や軽犯罪が増加する可能性が高くなると思われます。以前勤めていた風俗店のお客様として高齢者が利用したという実例もあるので、高齢者といえども性欲はあります。
高齢者の性欲のはけ口はアダルトグッズのみの機械的な性欲解消だけではなく、人肌が恋しいという場合も考えられるので、アダルトグッズの導入が、必ずしも問題の解決にはつながらないと考えられます。
今後の課題として高齢者の性欲解消を積極的に考えていくべきではないでしょうか。

あきこ
Twitter:@manekineko0225

風俗業界で10年働いたのち、ライターに転身。
プライベートでは○十年セックスレスになりアダルトグッズに目覚める。
アダルトグッズの紹介だけではなく、医療系に従事していたことがあるので性病に関する情報提供や、女性がアダルトグッズを抵抗なく購入できるようにと願っているライターです。