【A-Lady】グッズを使う女性が増えることが広報としてのやりがい

グッズでオナニーする魅力を実感する女性が増えることが広報としてのやりがい

オナホールや女性向けグッズ「iroha」の大ヒットで知られる株式会社TENGAで広報を務める簑浦いづみさんに直撃。女性に「性」の楽しさを伝える仕事についてお伺いした。

――TENGAさんといえば、オナホールだけではなく、女性をターゲットにした「iroha
」も人気で、いろいろなこだわりが見える商品です。

簑浦いづみ(以下、簑浦):開発前に約2,000人の女性ユーザーから既存のアダルトグッズに対する不満や要望を集めました。当時、女性向けのオシャレでカラフルなバイブやローターはありましたが、「大きすぎて、自分の体に入れるのに抵抗感がある」という意見が多く、日本の女性たちは欧米で需要の高い「挿入感」よりも当てるタイプの「振動系」を好む傾向にあるのかなと。そこからモチモチとした弊社独自の素材を試行錯誤したり、サイズ感や静音性、デザインを工夫してファーストシリーズが完成しました。

962iroha

――反応はどんな感じでした?

簑浦:予想以上の売れゆきで一時は在庫が足りなくなるほど。女性のオナニーグッズに対する需要は高いと肌で感じることができましね。

――その後もシリーズは続きますね。

簑浦:1作目は7,000円弱だったので、気軽に買いやすい「iroha mini
」を発売しました。そして、最新作の「iroha FIT」ではこれまで抑えめにしてきた「挿入」にチャレンジしています。ちなみに「iroha FIT」の発売前にモニターキャンペーンを行ったのですが、50名の募集に2,000名以上の応募がありまして。

【A-Lady】グッズを使う女性が増えることが広報としてのやりがいiroha mini

【A-Lady】グッズを使う女性が増えることが広報としてのやりがいiroha FIT

――やはり、女性たちもマスターベーションということに対して積極的になっているんですね。

簑浦:昔の女性誌だと「性」の特集は「いかに男性を喜ばせるか」がテーマだったと思います。しかし、最近は「いかに自分が楽しむか」という内容も増えていて、女性が主体的になっているのではないかと。そういう意味で、広報としてアダルトグッズの楽しさを伝えることに意義や楽しさを感じています。

――これからさらに女性の需要は高まりそうですね。

簑浦:女性は自分のために使うお金の選択肢が男性より広く、例えば、エステのような生活に必要のないものでもお金を払います。アダルトグッズも絶対に必要というわけではありませんが、グッズを使うことで生活が少しでも楽しくなるということを積極的に伝えて、女性たちにマスターベーションの楽しさを再確認してもらえるとうれしいですね。

――もっと女性のオナニーをオープンにしていきたいと。

簑浦:すべてがオープンというわけではなく、日本人なりの奥ゆかしさがあってもよい気はします。セックスは「彼氏がさ~」みたいに恋愛の延長線上で語られやすいのですが、オナニーはプライベート色が強くて言いにくい面はありますから。ただ、オナニーを後ろめたいと感じているのはもったいない。私のような広報が表に出てirohaを伝えることで、女性たちの忌避感が軽減されて、本当に気軽にirohaを使用して「楽しいかも」と思ってもらう感じでよいのではないかと。そのために今後も頑張ります!

【A-Lady】グッズを使う女性が増えることが広報としてのやりがい
株式会社TENGA 広報宣伝部 簑浦いづみ

オナホール「TENGA」で有名な株式会社TENGA の広報宣伝部に勤務。広告制作の会社で美容系の広告を担当していたが、同社初の女性向けブランド「iroha」の発売に合わせた求人で転職。その後、さまざまなメディアで同社製品とオナニーの魅力を精力的に伝えるほか、「幻冬舎plus」で連載中。