新しいことに挑戦し続ける人気ショップ、WILD ONE(ワイルド ワン)の哲学とは?

WILD ONE(ワイルド ワン) 渋谷店

入社年月日は運命の日!?

国内8店舗、海外3店舗を展開するアダルトグッズショップのWILD ONE(ワイルド ワン)(ワイルド ワン)。ほかにも積極的に海外の展示会へ出展したり、国内外のさまざまなバイブを取りそろえたバイブバーをオープンさせるなど、アグレッシブな活動が特徴的だ。そんな同店で代表取締役を務めるムトウ氏に現在のアダルトグッズ業界について語ってもらった。

まず、ムトウ氏がWILD ONE(ワイルド ワン)に入社したのは平成11年11月1日のこと。最初はアダルトグッズに興味があったわけではないが「この先最も伸びる業種なのではないか」と直感的に思い前職を捨て面接を受けたのだという。

ムトウ氏(以下、ムトウ):WILD ONE(ワイルド ワン)に入社する前は花屋を経営していたというくらい、アダルトグッズとは接点がありませんでした。しかし、入社した年月日は『1』が並ぶ“WILD ONE(ワイルド ワン)の日”なので、某かの縁があったのかもしれませんね(笑)。

そんなムトウ氏は入社後4年で代表取締役に昇格。当時のアダルトグッズは現在と全く趣の異なる状況だったという。

ムトウ:いまは廉価な製品がたくさん発売されていますが、当時は今よりも高価で、マニアと呼ばれるような人たちをターゲットにしていました。年齢も若い人は少なくて、年配の男性たちがメイン。まだまだアンダーグラウンドの印象が色濃く残っていたように思います。

しかし、その後に変化が生じる。

ムトウ:オナホールのTENGAが大ヒットしたことで、一般層にアダルトグッズが認知されるようになり、次第に若者たちが増えていきます。その後に電マ、現在は女性向けグッズと、時代ごとに新しいヒットジャンルが登場している感じですね。

これまでのアダルトグッズ業界の変遷を見てきたムトウ社長だが、店づくりのコンセプトは最初の頃から変わっていない。

ムトウ:基本的に『入りやすく』と『買いやすく』がモットーです。どこから見ても怪しいアダルトショップという外観ではなく、オシャレというよりもユニークで気さくな印象を与えたいなと。『買いやすさ』というのはスタッフの接客の姿勢のことですね。常々、WILD ONE(ワイルド ワン)はコンビニ感覚を目指さないということを言っています。お客さんが来たら『いらっしゃいませ』とは言うけれど、後は自由に選んでもらうという姿勢で、これは最も避けていきたいところ。大切にしたいのは『いらっしゃいませ』で終わらず、そこから始まるというスタンスです。何を聞かれてもきちんと答えられる知識を持つように勉強してもらい、お客さんが警戒せずに何でも相談してくれる。もちろん、話しかけて欲しくないお客さんも多いので、そこは兼ね合いになりますが、そんなアットホームなお店をめざす思いは最初の頃から忘れていません


商品開発に掛ける思い