【A-Lady】女性の悩みをDVD作品にして、解消するのがお仕事

女性が恥ずかしがらず、性を愉しめる世の中になるよう今後もお手伝いしたい

女性向けのセクシーDVDもだんだんと市民権を得てきた昨今、ラ・コビルナがこだわるのは、女性の性の悩みに寄り添い、解消するハウツーものの作品です。
同社代表の杉沢志乃さんはもともと性の知識があまりなかったと言いますが……?

――性にまつわる内容からダイエットまで、女性向けの作品をリリースするラ・コビルナですが、企画はどうやって考えられるのですか?

ラ・コビルナ代表 杉沢志乃(以下、杉沢):私自身、この仕事をはじめる前は性に対しての知識があまり豊富ではありませんでした。どちらかというと、一般的な女性ユーザーと同じ感覚です。だから私自身が知りたいことや、友人らとの会話で気づいたことを企画にするパターンが多いですね。たとえば、私の周囲にはセックスレスで悩んでいる人が本当に多いので、それを解消するDVDを作ろうか……というふうに。

――オナニーの方法から、キスやフェラの具体的なテクニックまで、女性の悩みにピンポイントで応えてくれる作品が多いですね。

杉沢:オナニーの話って、リアルな女友達同士ではまずしませんよね。『してる?』って訊いても、『してない』と答える人がいまだに多いです。でも一方で、2012年に発売した『ひとりエッチ入門HOW? セクシーな女性になるための秘密の快感レシピ』はコンスタントに売れています。それだけ悩んでいる人が多いということですよね。そこで今夏、第2弾にあたる『ひとりエッチ実践編HOW? もっとセクシーになれる! 女子力UPレシピ』をリリースしました。

――ユーザの女性たちは、どんなことに悩んでいるのですか?

杉沢:HPでアンケートをとったのですが、一番は〈オナニーすることに罪悪感がある〉ですね。それから〈オナニーのしすぎで不感症になりそう〉〈中でイケない〉が続きます。本作ではこれらに対して、夜の性活相談員こと、伝説の元セクシー女優・小室友里さんに詳しくレクチャーしていただいています。

――作品に登場する女優さんがステキなので、構えずに見られます。

杉沢:あまりに巨乳だったり、プロポーション抜群だったりといった、男性のファンタジーを具現化し、女性のコンプレックスを助長するような女優さんは避けています。等身大の自分を投
影して見てもらいたいので、ユーザーの年齢層と同じ、アラサーぐらいの女優さんに出演をお願いすることが多いですね。

――こうしたお仕事を通して、杉沢さん自身に変化はありましたか?

杉沢:いま約10名の女性スタッフと一緒にコンテンツを企画、製作しています。セクシャリティも性的嗜好もそれぞれで、すごくオープンでパワフルな女性たちです。セクシャルマイノリティの子もいれば、ハプニングバーの常連もいる。このメーカー名は『社会や男性に媚びるな』というメッセージを文字ってつけましたが、まさに誰にもおもねることなく自分の性を愉しんでいるスタッフらと仕事しているうち、私自身もオープンになりつつあります。そこで、今春からHP上に『独女ブログ』というスタッフのプライベードブログを開設し、私自身の婚活について発信をはじめたところです。多くの女性に読んでもらって、共感していただきたいですね。

【A-Lady】女性の悩みをDVD作品にして、解消するのがお仕事
ラ・コビルナ代表 杉沢志乃

ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』( ゴマブックス) を出版し、翌年「キャバギョ!」でDVD化。「桃太郎映像出版」広報部勤務を経て、現在は女性向けAV メーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長。