安心して使えるクオリティのアダルトグッズを提供する、G PROJECT

アダルトグッズショップにおけるオナホール売り場の充実度は目を見張るものがあります。パッケージも色とりどりなら、コンセプトや形状も多種多様で、目移り必至! 何を買えばいいのかわからず立ち尽くす人も少なくないでしょう。

そんな中で近年、ひと際、存在感を放っているのが新進ブランド「G PROJECT」のオナホールです。人気イラストレーターによる描きおろしのパッケージは、萌え要素とさわやかさが融合され、健康的かつポップなお色気でユーザーに訴えかけてきます。「私たちのオナホールは素材にこだわった質の高さがいちばんの売りですが、パッケージにも力を入れています!」と胸を張る、同ブランド・企画開発部 部長の若杉翔太さんにお話をうかがいます。

――これだけたくさんのオナホールがあると、消費者の方に手を取ってもらうだけでも大変ですね。G PROJECTは、どうやって他との差別化を図っているのですか?

若杉翔太(以下、若杉):私たちは『アダルトグッズに安心して使えるクオリティを』というコンセプトを掲げていますが、それが最も反映されているのは素材です。オナホール商品すべてを『食べても大丈夫なくらい安全な素材』で制作していて、原材料はすべて国産。安全性を追求するがゆえですが、これは使い勝手にも影響します。商品を開封したとき油染みができているオナホールを見たことはありませんか? やわらかさを出すため油を配合するので、それが染み出すのはある程度は仕方のないことです。でも、使用時の不快感につながるベタつきや匂いは極力減らしたい。そのために、最もグレードの高い食品系オイルを使用しています。

――質のいいものはそれだけお値段も張るというイメージがあります。

若杉:品質を維持しようとなると、どうしてもそうなりますね。そこは私たちも日々葛藤しています。いま現在、市場がそれを最優先で求めていないかもしれないからです。でも、たとえば歯ブラシを買って、それがベタついて匂いもあったら、もうその商品は二度と買いませんよね。オナホールも肌に直接触れるものだから、それと同じです。私がユーザーだったら、不快感のあるものは使いたくない。気を遣って遣いすぎるということはないんです。ここ数年、オナホール界全体が素材の品質向上を意識しているので、市場もその方向に向かっていくと見ています。

――かつては「挿れただけでペニスから血が出そうだった」というほど粗悪なオナホールの話も聞きましたが、たしかに最近ではなくなりました。オナホール界全体が底上げされているとんですね! そうしたコンセプトで作られているG PROJECTの商品で、いま一番の売れ筋はどれですか?

若杉:オナホールでは「PUNIVIRGIN[ぷにばーじん] mini」が好評をいただいています。ぷにばーじんシリーズの最新作なのですが、普段使いにちょうどいいサイズで、手にとっていただけやすかったのでは、と感じています。G PROJECTを初めて使われた方には、是非他の製品もお試しいただけるとうれしいですね。

安心して使えるクオリティのアダルトグッズを提供する、G PROJECT
PUNIVIRGIN[ぷにばーじん] mini
メーカー:G PROJECT
参考価格:オープン価格

アダルトグッズ開発のお仕事における、やり甲斐とは?

――商品を開発するとき、ユーザーのニーズというのは反映されるのですか?

若杉:実際に使用されたお客さまからお問い合わせやご意見をいただくことも少なくないので、それを次の商品開発の参考にしています。そうしてブランド自体をブラッシュアップしていくわけですが、幸いにもパッケージについてはおおむねご好評をいただいています。

――ブランドHPにもイラストレーターを紹介するページがあり、注力されているのがよくわかります。

若杉:ブランドのスタート時は、受けてくださるイラストレーターさんが少なくて……。オナホールということで敬遠されていたんですね。今年5月でブランド4周年を迎えますが、これまで30人近くのイラストレーターさんに描いていただいたおかげで、最近は抵抗なく引き受けてくださる方が増えました。商品企画の段階から『次は◯◯さんに描いてもらいたい』とイメージをふくらませているので、一緒に作り上げている感じがあります。

――オナホールをはじめとしたアダルトグッズ開発のお仕事における、やり甲斐とは?

若杉:自分が発想したことが形になるプロセス自体が単純に面白いというのもありますが、人間誰もが持っている欲求に直結した商品を作っているので、自分の感覚を開発に反映しやすいんです。それが面白いし、モノ作りの実感につながります。そもそも、『アダルトグッズに安心して使えるクオリティを』というコンセプトは、私の原体験を基にしたものなんです。10代のときに、初めて使ったオナホールがまったくよくなくて……。

――いまほどオナホールの種類もなく、素材を吟味するという発想もなかった時代ですね。

若杉:もう一度使いたいとはまったく思いませんでした。オナホールとのファーストコンタクトは重要です。でも一方で、『本当は、もっといいものが作れるのではないか』という思いをずっと抱えていました。だから、このブランドが起ち上がったとき、真っ先に手を挙げたんです。逆に、もし10代の自分が出会ったのがG PROJECTのオナホールがだったら、この仕事には就いていないでしょうね(笑)。そこで満足しちゃって、『もっとよくしたい』という動機が芽生えないから。

――G PROJECTの商品に、収納袋や掃除棒が付属しているのも、やはり若杉さんはじめ開発のみなさんの実感からくるものなのでしょうか?

若杉:はい、掃除ってそもそも面倒ですよね。さらに、なんだかんだいっても使っていないときはオナホールを隠しておきたいんですよ。それが最も手軽にできるグッズとして収納袋を付属することにしたのですが、洗ってすぐにしまうとカビることがあるので、袋には空気穴を設けています。気持ちよくなるための道具なのに不快を感じる要素があるのは、私ならイヤです。その原点からブレずに、今後も商品を開発していきたいです。

次々と新商品が発売され、その一方で生産終了する商品も多いオナホールの世界で、「定番」となるのは簡単なことではありません。けれど、むずかしいことでもない。「自分がユーザーだったら」という視点がブレなければ、愛されつづけるロングセラー商品を生み出せる。若杉さんの話は、そんな基本のキを教えてくれるようでした。
(森友ピコ)

安心して使えるクオリティのアダルトグッズを提供する、G PROJECT
G PROJECT 企画運営責任者 若杉翔太

2012年5月「アダルトグッズに安心して『使える』クオリティを。」をコンセプトに、G PROJECTの起ち上げを行う。第1弾商品として、「Ju-C 1」「Ju-C 2」を発売。