今年1月、アメリカ・ニューヨーク中心部であるマンハッタンの街中に「GuyFi(ガイファイ)」と書かれた公衆ボックスが建てられた。このボックスは周囲から中が見えない作りになっているのだが、その用途はなんとオナニー。イギリスのアダルトグッズメーカーがサラリーマンのリラクゼーションを目的とした自慰のために設置したそうだが、それにしても街中にオナニーボックスというのは突飛すぎる。なんでもアメリカではサラリーマンの30~40%が仕事の休憩中にオナニーをするという調査結果があるらしく、現代人のストレス解消のひとつとしてオナニーは大活躍しているようだ。

ちなみに設置当日の利用者は約100人もいたそうで、やはり人間はオナニーが大好きなんだと妙に納得。しかし、そんな人間にとって重要な行為であるオナニーの成り立ちについてはあまり知らないことに気づいた。そこで少しオナニーについて調べてみると、その歴史は旧約聖書の時代まで遡るのだ。

まずオナニーの語源となったのは『旧約聖書』の「創世記」に登場する“オナン”という男性。このオナンは兄が早世したことで兄嫁と結婚させられ、子孫を残すことを周囲に強要された。しかし、オナンは兄のために子どもを作ることを嫌い、性行で膣からチンコを抜いてフィニッシュ。彼の膣外射精という行為から生殖を目的としない射精行為のことを「オナニー」と呼ぶようになったという。

また、ギリシア神話では性欲が旺盛すぎて困っていた牧羊の神パーンにオリュンポス十二神のヘルメスが自慰を教えたとされている。そのすばらしさに満足したパ-ンは自らが庇護する羊飼いたちに伝授したことをきっかけに、人間界にオナニーが広まったのだという。
神話の世界で神様も虜にしたオナニーだけに、現代人も恥ずかしがらず、その魅力と恩恵を大いに教授するべき?