【ドール廃の世界】バニラ画廊・人造乙女美術館

先日銀座のバニラ画廊へ「人造乙女美術館」を見に行ってきた(5月22日で終了)。私は人間顔にはあまり興味が無く、アニメ顔のキャラドールばかり集めていたのだが、ホットパワーズで「三つ星グラビアボディ」を取材させて頂いて「人間顔もいいじゃん!」と考えていたら「人造乙女美術館」が22日までと知って勢いで行って来た感じだ。

【ドール廃の世界】バニラ画廊・人造乙女美術館

「人造乙女美術館」で使用されているドールはオリエント工業のラブドールが使用されている。オリエント工業といえば代表の土屋社長が「体重をかけても壊れないラブドールを」と開発を重ねていった会社だ。空気式の空気漏れという欠点を克服すべくソフビ、ウレタンなどを使用したり、時には肌触りの向上にラテックスを使用するモデルもあった。

【ドール廃の世界】バニラ画廊・人造乙女美術館

そして2001年に現行モデルの基礎となる高級シリコン製ドールが発売になった。価格60万円にも関わらず、当初は爆発的な反響で入手に苦労した。しかしその耐久性は最強で、多少の裂けはあるものの我が家では15年経った今も現役だ。その後、関節が固定式と非固定式で選べる様になったり、首のジョイントが変更になったりとマイナーチェンジがなされているが、基本シリコン+骨格という構造は変わっていない。

そんな「基本変わっていない」という先入観と、当時あったアニメ顔が製造廃止になったことからあまり興味が無くなっていたのだが、実際に会場に足を運んでみると「基本変わっていない」という先入観は誤りだと気付いた。素材や基本構造は同じでも肌の質感や、人形の命であるヘッドのメイクは格段に向上していてドールとしての完成度は格段に向上していた。また当時に比べ胸も格段に柔らかくなって、より人間に近い揉み心地も味わうことが出来た。今回の展示で色々と新しい発見があったが、私的には特にドールメイクにも興味が湧いた。新しいことに興味を持つとそれだけお金の出口が増えるだが、抑えられないものは仕方ない。

【ドール廃の世界】バニラ画廊・人造乙女美術館

ということで早速挑戦してみた。同じ個体ではないが、元は同じ製品「ソフビヘッドのまゆ」だ。15年前のモデルでも、メイクを施してあげると雰囲気はがらりと変わる。このメイクは初メイクなので色々失敗や改善点もあるが、メイクという一手間を加えるだけで「うちのこ」感が増す感覚はなかなか危ない魅力があると思う。

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妹尾好雄
Twitter:@air_tan

21世紀の幕開けと共にドールの世界へ! 今年で15周年(笑)
ドール廃の世界に片足を突っ込みながら日々「うちのこかわいい」とドール写真を撮影する毎日の人。