ディアナチュラ ノコギリヤシ120粒(60日)

よく「クルミ大の大きさ」と表現される生殖器「前立腺」。この臓器が不調をきたすと、尿道を圧迫して残尿感や頻尿に襲われることがある。最近は、20代・30代の若い人でも残尿感など前立腺特有の症状に悩まされるケースがあり、その多くが前立腺炎と診断されている。

前立腺炎とは、高齢化すると起きる前立腺肥大症とは似て非なるもので、一般的に細菌感染症と位置づけられている。症状としては、下半身の鈍痛(腰や足に及ぶこともある)やかゆみ、しびれなどが出ることがある。まだ残尿感の症状もあることから、前立腺肥大症と勘違いする人も少なくない。そこで「肥大症は前立腺をマッサージすればいいんでしょ」と考え、通販でこっそり購入したスイング型のアナルバイブに手を伸ばす……というのはちょっと早計だ。

前立腺炎の場合、前立腺に細菌が入り込んで炎症を起こしていることが問題。泌尿器科のお医者さんも、細菌が入らないように清潔なゴム手袋を使って、患部を消毒しながら触診する(指入れですね)。場合によっては、飲み薬では「効きづらいから」と抗菌剤を直接体内へ点滴注射することもある。そんな状況下でアナルバイブを使う行為は、外部の細菌を患部へダイレクトに侵入させ、症状悪化の原因になりかねないのだ。

また、前立腺は現代医学でも解明されていないことが多い。その上で前立腺炎は、ED(勃起不全)の症状を併発する可能性があると見なされている。

前立腺炎がEDを引き起こす」と言われる所以は、前立腺で生み出される前立腺液が、射精時に出る精液に密接に関わっているからだ。前立腺液には精子に栄養をもたらす役割があり、精液の3割を構成するとも言われている。つまり炎症を起こして前立腺液が正常に分泌されないと、体内の精液作りに影響を及ぼす可能性があるのだ。

他にも、細菌性の前立腺炎以外に非細菌性の前立腺炎が存在する。前立腺まわり、下半身を中心に「おやっ」と思う症状が出てきたら、まずは専門の医療機関で相談すること。くれぐれも、下手に自己解決を図らないように。