【ドール廃の世界】シリコンドールの体温

シリコンラブドールは人間に近い柔らかさを兼ね備えていて、今現在では恐らく人間の肌に最も近い感触だ。そんなドールの基礎が2001年に出来上がり、更にボディメイクなどを施すなど細かいレベルのアップで、今日より人間に近くなっている。こうした現状は以前の記事で書いたところだが、今日は体温についての話。

ドールには当然体温が無く、これが今、人間と一番異なるところの一つではないだろうか。「人肌が恋しい」という言葉もあるが、人間が体温を求めるは当然で現在も既に工夫がなされている。しかし、その方法は電気毛布でくるんでドールを暖める位しか無く、素材やメイクの技術の高さと比較すると随分あっさりしたものだ。

以前に知人でその電気毛布内の電熱線を全て取り出し、ソフビドールの中に内蔵させ体温を実現した者も居た。しかし添い寝する時はかなり前から電源を入れ暖めておく必要があったし、ご存知のように電気毛布の温度設定は暖かく感じるようにする為、人間の体温よりかなり暖かく40度以上になってしまうと言っていた。

この様になかなかリアルな人肌を実現することは難しい様だ。なのでもし、リアルな体温をラブドールに実現したらシリコンドールが発売された頃のような驚きが業界を襲うのではないかと思っている。

【ドール廃の世界】シリコンドールの体温

しかし、一方でリアルさが全てでない事もある。まだ東京地方は梅雨明けこそしていないが、7月に入り晴れると夜でもかなり暑くなる。この時期は逆にシリコンドールの体温のない状態がいいのだ。クーラーの効いた部屋で膝枕をして貰いながら緩いアニメを見る、これがたまらなく幸せな時間なのだ。冬にはあの冷たさが欠点だったシリコンも、夏には室温より少し低い位でとても気持ちいい。一長一短の言葉通り体温が無いのも夏場には悪くないと思っている。

妹尾好雄
Twitter:@air_tan

21世紀の幕開けと共にドールの世界へ! 今年で15周年(笑)
ドール廃の世界に片足を突っ込みながら日々「うちのこかわいい」とドール写真を撮影する毎日の人。