【アダルトVRの現在と今後の可能性】AdultfestaTV(2)

2016年6月12日に開催された「アダルトVRフェスタ01」に出展したAdultfestaTV(アダルトフェスタ)。このイベントではAdultfestaTV(アダルトフェスタ)より、AV女優・北条麻妃さん出演の「ポケットVR」サンプルが配布されました。新しいVRコンテンツ「ポケットVR」とはいったいどんなものなのでしょうか?

――改めて「ポケットVR」とはどんなコンテンツなのかご説明していただけますか

AdultfestaTV広報担当者(以下、広報):QRコードをスマホで読み取るだけで視聴が可能なVR」です。なんと、VR映像だけでなく、スマホでは2D映像での再生が可能になりました。VRを買ったその場で見られるし、スマホでも持ち運べます。

――スマホだけで映像内容が確認できるということですよね?それは大きな進化ですね!

広報:今まではVR映像を見るためには、専用のヘッドマウントなどの装着が必須でした。この、ゴーグルみたいな大きな機械をつけないと見られないことが、VRを楽しむためのハードルを高くしていたと思うんですよ。

――確かに今までのVRは、そういった手軽さには少し欠けていたかもしれませんね。

広報:「ポケットVR」はスマホでそのまま見る場合は、通常の2D映像として視聴ができます。さらに、スマホを縦にした場合も、上限カットされずに縦動画として撮影されたかのように見えます。

――VRのほかに、2Dで16:9と縦という3パターンの映像が楽しめるということですね。

広報:また、立体映像にはレンズの歪みによるズレがつきものなのですが「ポケットVR」は視差を極限まで自動修正できるので映像酔いの心配もありません。今までより日常的にVRを感じてもらえるようになると思います。

――そうなると「ポケットVR」は、単に手軽なVRというわけではなく、スマートフォンの特徴も加味したまったく新しいコンテンツということでしょうか。

広報:そうです。まさに「真のマルチデバイス」です。今、アダルト業界は正直なところあまり儲かっているとは言いがたく、VRに興味があっても「売れるかどうかわからない」という微妙なラインで尻込みしているAVメーカーが多かったんです。しかし、このポケットVRの発表を機に新たなところから声がかかり始めました。

――それは、AVメーカー側からすると、「ポケットVR」は通常のVRよりメリットが感じられたということですよね?

広報:たとえVRとして売れなかったとしても、普通の映像コンテンツとして販売すれば採算が取れますからね。さらに言えば、一回の撮影で3パターンのコンテンツを撮れるというのも大きいと思いますよ。新しいコンテンツへの挑戦という視点でも、「ポケットVR」ならば、負うリスクは少ない。最新技術にコストパフォーマンスの良さが加わったと考えられているようです。

――「アダルトVRフェスタ01」で配布したAV女優の北条麻妃さんのVR動画をサンプルの反響はいかがでしたか?

広報:どの業者さんも興味を持ってくれてますね。技術自体はアダルト以外でも使えるものなので、今後「ポケットVR」型のコンテンツはどんどん増えていくと思いますよ。映像配信といえば「ポケットVR」と言われる時代が来るのも近いと思います。

次回は「アダルトVRフェスタ01」を通じて感じた現状の「アダルトVR」の問題点について深く切り込みます!
(取材・文=もちづき千代子)

AdultfestaTV
AdultfestaTV(アダルトフェスタ)

アダルトグッズと連動した衝撃のVR動画を配信している動画サイト。
リアル以上の体験ができると期待されている「VR+1D」動画を先行配信し、その撮影方法や編集技術の開発も行っている。