古代エジプトうんちく図鑑

各世界における神様たちの女好きエピソードは枚挙に暇がないが、孤高を極めた偉大なるオナニストも存在する。それがエジプト神話のアトゥムという神様だ。

このアトゥムは「ヌン」という原初の水から自らを誕生させた天地創造の神であり、彼が誕生したときは世界にたったひとりの神様であった。
そんな絶望的な孤独に耐えきれなくなったのか、アトゥムは仲間となる神様を新たに生み出そうとする。
そこで彼は何を思ったのか、おもむろに自らの性器を握るとコスコスと必死にしごき始める

そして、ついにフィニッシュに至ったとき、大気の神・シューと湿気の女神・テフヌトという新しい神様が誕生したという。
まさに宇宙開闢の原因と言われているビックバンばりの大暴発で「世界」が始まったというのは興味深い。

ちなみに神様たちがなぜ誕生できたのかというと、アトゥムのチンコが男性の役割、こすった手が女性の役割を果たしていたらしい。
自分自身の体ひとつで男女の性行為を模倣しただけではなく、本当に行為の結果まで実現してしまったアトゥムこそ、究極のオナニストと言えるに違いない。

アトゥムが生んだシューとテフヌトが交わったことで、大地の神・ゲブと天空の女神・ヌトが生まれて、天地創造が始まったという。
オナニーだけでも度肝を抜かれるのに、次は近親相姦って……。エジプト神話はどれだけフリーダムなんだ!?