【アダルトVRの現在と今後の可能性】KMP(1)

集団VRフェラ（乙葉ななせ・浜崎真緒・美咲かんな・花咲いあん）～VRだから実現!これが本当にハーレム状態!!～

2016年はVR元年。トイズマガジン編集部は「アダルトVR」に関わるさまざまなメーカーへの総力取材を敢行しています。読者の皆さんにも、今後アダルト業界を席巻していくであろう「アダルトVR」の世界をより深く知っていただきたいと思います。

圧倒的な知名度を誇る人気AVメーカー・KMPがついにVRに本格進出！ これによって、KMPだからこそのキャスティングといえる、超有名単体女優たちのVR映像が続々と販売され始めています。代表取締役社長・本間靖英氏に「なぜ今、VRなのか」その真意をとくとお伺いさせていただきました。

――VR映像を作ることに関しては、どれくらい前からプロジェクト化していたのですか？

代表取締役社長・本間靖英氏（以下、本間）：VR映像を撮ることを決めたのは、2016年6月に秋葉原で行われた「アダルトVRフェスタ」で映像を見た辺りからですね。実は、そこまで古い話ではないんですよ。

――確かに、つい最近のことですね。

本間：これはアダルトでやるべきだ、と思いましたね。

――今現在、世に出ている本数はどれくらいになりますか？

本間：40本くらいになるでしょうか。多いようですが、1本10分～15分くらいのものをいっぱい作ってるんで。オナニーだけ、フェラだけなどを交えたその本数ですね。

――なるほど。撮影方法について教えていただけますか？

本間：撮影自体には、それ専用の業者に入ってもらってます。それを監督にディレクションしてもらって、まあメーカーとしてはコンセプトやシチュエーションを決めるだけなので、技術的なことはわからないのが本音です（笑）。

――ちなみに、それを撮るタイミングはどう決めてるんですか？ 通常、AVの撮影では2本撮りだったり、オムニバス用の別撮影があったりしますけど。VRもそんな感じで、別撮影の合間に行ったり？

本間：その時々によるのですが、例えば集団モノなんかは、別作品の撮影の最中に撮ったりしますね。改めてそれだけの人数を集めるのは、都合上難しかったりするので、いいタイミングを見計らってねじ込んでます（笑）。女優単体だと、別途VR用のスケジュールを組みますけど。

阿部乃みく リアルフェラ 衝撃のVR映像を体験せよ!

――実は今まで、ビッグネームの女優さんで撮るVR映像ってそんなに見かけたことが無かったので、KMPのライナップ見て驚いちゃいました。

本間：いや、私もそこには一言いいたくて（笑）。最初見た時、他のメーカーで出してるVR映像って、正直なところ女優さんのクオリティがそこまで高くないというか……。いやらしい話ですけど、今出せばけっこう話題になるんじゃないかという意識が働いたことは否めませんね。

――うわっ、すごいぶっちゃけ（笑）。

本間：案の定、配信開始と同時に配信サイトで上位にきたんで、読みは正しかったと思います。ただ、これでもっと色んなメーカーが出してきたら間違いなく食い合いになりますけどね。

――まだそこまでの争いになってない状態だと。

本間：DMMでも始まってないですからね（2016年10月時点）。秋には始まるという話だったんですが、それもまだですし。とにかく見られる場所が少ない、本数もない。市場としては凄く狭いんですよ。でも、一気に広がった時に、単にセックスの絡みを見せるだけでは確実に売れなくなる。VRならではの映像、というものをもっと考えていかないと生き残れないでしょうね。

――私も色んなメーカーのVR映像を観させてもらったのですが、正直言わせてもらうと、現状はどこも同じなんですよね。視点もシチュエーションも代り映えがしなくて……。KMPには女優というアドバンテージはあると思いますが、それ以外での秘策は持っていらっしゃいますか？

本間：間違いなく売れるのは、集団ものですね。女の子が5、6人いて、その子たちに襲われたり弄られたりする、そういうものが一番流行るような気がします。

――おお！ その真意を詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか！？

次回、本間社長に「売れるVR映像」について深いところまで語っていただきます！
（取材・文＝もちづき千代子）