女性が新たな愉しみと出会えるグッズ―岩井志麻子×香西咲 vol.4

ホラー小説家として活躍する一方、全力シモネタトークの急先鋒でもある作家の岩井志麻子さんと、AV女優・香西先さんの本音対談。4回にわたってお届けしてきたが、ラストは岩井志麻子さんが思う「女性がほんとうに求めていること」から語ってもらおう。

岩井志麻子さん(以下、岩井):北朝鮮から脱北して、中国の売春宿で働いた女性の話を聞いたことがあるんです。彼女の夫は超エリートだったけど、失脚したのを機に脱北。でも、逃げた先で仕事があるわけでもなく、生活困窮し、心もすさんでいく。耐えかねた奥さんがついに売春宿で働きはじめたんですが。そこでヒドイ目に遭うわけですよ。女性を便所扱いするんです。同じ人間として扱わないもんだから、ますます精神が崩壊していく……。

香西咲さん(以下、香西):つらい話ですね。

岩井:そこに韓国からの観光客が来て、相手をした彼女は「生まれてはじめたあんなに蕩けるようなセックスをした! まるで天国!」といったらしいんです。私ね、これって韓国の男がむちゃくちゃウマかったわけではないと思うんですよ。男はただ彼女の髪を撫で「かわいいね」「きれいだね」といった、それだけのことなんじゃないかな。でもその後、彼女は韓国に逃げたそうです。彼女が、というより女性が求めるものって、とんでもない体位とかスゴいテクニックとかじゃなくて、ただ髪を撫でてやさしいことばをかけてくれる、それだけのことなんですよ。

香西:わかります! 日本人男性にも、もうちょっとやってほしいなとは思いますね。それだけで女性って身も心も感じ方が変わりますから。

岩井:週刊誌から“女をイカせるセックステクニック”みたいな企画にコメントを求められるんですけど、私はそこでいうんです、「クンニしない男は、髪も撫でない」って(笑)。クンニする男は、髪を撫でます。クンニしない、髪も撫でない男は、ほんま最低。女はクンニを求めているんじゃないんです、髪を撫でてほしいの!

香西:私はクンニもほしいな~。

岩井:そんな簡単なこともできんのか! と思うんですけどね。……ところで、私が男だったらAV女優さんを前にしたら、萎縮してしまうと思うんですよ。俺じゃ満足させらないとか、ヘタとか小さいとか思われるんじゃないか、とか。AV女優だから簡単にヤレるだろうなんて、夢にも思えない。アナタを悦ばせるのはワタクシには無理、と後ずさりしちゃいそうだけど、実際はどうなの?

香西:私の場合は、愛人キャラだと勝手に思われちゃいますね。「君は愛人だったら、最高のパートナーだよ」って。ね、みたいな。本命だとは思ってもらえない……。

岩井:最近だと、壇蜜さんとか橋本マナミさんとか“愛人”をキャッチフレーズに活躍される方もいますよね。かつてフランスの宮廷でも、王妃よりデュ・バリー夫人とかポンパドール夫人とか愛人がもてはやされた時代がありました。王妃はあくまでも政略結婚の相手、一方で国が認めた愛人たちは王妃より美しく、王を愉しませ、かつファッションリーダーとして女性たちからも羨望のまなざしを向けられていた。かっこいいじゃないですか!

最後に、日ごろからアダルトグッズにも縁が深いおふたりに、最新のグッズ「グラインドブラスター」を手にとってもらった。

グラインドブラスター
メーカー:メルシー
参考価格:4,378円

岩井:これだと家に置いてあっても、マッサージ機かドライヤーに見えるから、エロいオモチャだとはわかりませんね。けっこう重量がありますね……うわっ!!!

と、まずはスイッチを入れて肩に当て、そのパワーに驚く岩井さん。重量は約1kgとたしかにヘビー級。

香西:やっぱり、まずは肩に当てちゃいますよね。お手伝いしましょうか?

岩井:オウオウオゥ……。

クンニしない男は、髪も撫でない―岩井志麻子×香西咲 vol.4

香西さんの手で背後からグラインドブラスターを当てられると、岩井さん、恍惚の表情に。

香西:私はふだんからオモチャ派なので、常にベッド横のコンセントに電マの電源が刺さっています(笑)。この「グラインドブラスター」もコンセントタイプですね。電池タイプ、充電池タイプと比べて、振動が強くて安定しているのがいいと思います。

岩井:いいですね、コレ! 電マはもはやメジャーになったから、家にあると、誰か人が来たときに「あらあら」って思われちゃう。でも、コレならまだ知られていないから、部屋に転がしておいても大丈夫そう。

電マは振動するだけだが、これは接地面がグルグルと回転する。試しに、服の上からだが、股間に押し当ててみるおふたり。

クンニしない男は、髪も撫でない―岩井志麻子×香西咲 vol.4

香西:単調な電マとは違って、ぐるぐる回っている感じがしますね。弱モードにしていますが、それでもかなり強烈!

岩井:へ~、股間全体が刺激されますね。まるでマッサージしてもらっているかのよう。股間って意外と凝ってますがら、これはいい癒やしになりますね~。

別売りのアタッチメントを取り付ければ、挿入も可能!

女性が新たな愉しみと出会えるグッズ―岩井志麻子×香西咲 vol.4

女性が新たな愉しみと出会えるグッズとして、今冬、注目を集めそうです。
(取材・文=森友ピコ)

岩井志麻子
岩井志麻子

1964年、岡山県生まれ。『ぼっけえ、きょうてえ』(角川書店刊)で第6回 日本ホラー小説大賞、2000年には同作品で第13回 山本周五郎賞。2002年、『岡山女』で第124回直木賞候補となる。同年には、『trái cây〔チャイ・コイ〕』で第2回婦人公論文芸賞、同作品は2013年に映画化。
また、近年は東京MXテレビ『5時に夢中! 』木曜レギュラーコメンテーターほか、日本テレビ『有吉反省会』への出演など、強烈なキャラクターを活かした映像出演など幅広いジャンルで活動中。

「羽田空港発着エバー航空で行く作家・岩井志麻子と行く台北ツアー『オバハンだって楽しみたい♪グルメでディープで開運じゃ!』」
旅行期日:2017年3月17日(金)~19日(日)
詳しくは「セブン旅ネット」を検索

香西咲
香西咲
Twitter:@kouzaisaki

一般企業からタレント・レースクイーン業を経て2011年10月MUTEKIよりAVデビュー。
サンテレビ「ケンコバのバコバコテレビ」レギュラー出演の他、買取りまっくすのCM、東京書店のCMに出演している。
また大阪・梅田にある「LOVE TOYS SHOP MAX」の女性専用フロアを監修し、定期的にフロアに立ち対面で女性の相談に応じている等、グッズプロデュース業にも専念。
自身の経験からAV強要への社会問題に取り組み、AV女優に取って働きやすい業界作りを目指している。