アダルトビデオを創り出すクリエイターたちが作品の中で扱う”アダルトグッズ”。そこには一体どんなこだわりがあるのか? どんなグッズを必要としているのか? 今まで聞けそうで聞けなかった、AV関係者たちの大人のオモチャにまつわるエトセトラ。彼らが考える「至高のアダルトグッズ」をこのインタビュー内で徹底追及します。

【AV関係者がオススメする至高の一品】AV監督・バクシーシ山下(2)

90年代のドキュメントAVムーブメントを席巻した「鬼才」AV監督のバクシーシ山下さんに「アダルトグッズ」に関するお話を伺っています。作品内では電マを使用することが多いという山下監督。しかし本人のアダルトグッズに対する興味は……!?

――やっぱり女優さんは電マ好きが多いんでしょうかね。

バクシーシ山下(以下、山下):むしろ中毒者多数ですね(笑)。それで潮吹きする方も多いのですが、僕自身はそのシーンを求めてないからなぁ。感電しちゃうよ! って心配になるくらい(笑)。

――なるほど……やはり、山下監督もそんなにアダルトグッズを積極的に使いたがらないタイプなんですね。

山下:というか、元来バイブとか電マって、女性のためのものじゃないですか。向こうがして欲しいなら使いますけど、僕が使って気持ちいいものではないですからねぇ。

――プライベートでも、そこには重きを置いてない感じですか?

山下:ですね。僕の場合、衣装なんかでもその傾向が強くて、こっちで用意したりしないんですよ。基本的には、その人がいいと思って着てるなら、それを使いたいんです。尊重したい気持ちです。だからあんまり、僕の作品の中にファンタジーはないんですよね。

――ということは、AV作品の中におけるオプション的な……。それこそアダルトグッズ、コスプレなんかへのこだわりは無いということですね。

山下:女性に対するこだわりは強いんですけどねぇ。なんというか、それに対してどうこだわってるのかは撮りたいんですよ。うん、あれだ。僕は「こだわっている人を撮りたい」「こだわってる人が好き」なんだと思います。

――ほほぅ~名言が出ましたね!

山下:あ、でも今思い出した! 僕、一度だけ積極的に道具を使おうとしたことがありましたよ。「肥後ずいき」、あれは僕が使いたくて探させた覚えが!

――肥後ずいき……(ウィキペディアで調べる)えっ!? ハスイモ!?

山下:そう、芋(笑)。熊本県特産の大きな芋なんですけど、江戸時代から伝わる天然のバイブってことでね(笑)。あれは九州ロケの時ですね。地方ロケって最近ないから、なんだか僕もスタッフも張り切っちゃったんですよ。

――違った方面に張り切りすぎですよ!(笑)

山下:ちょうど「佐賀のがばいばあちゃん」が流行った時期で、「佐賀のえろいばあちゃん」っていうのを撮りたくてね。でも、佐賀出身でエロいばあちゃんがいなくて、結局撮ったら普通の九州出身のおばちゃんになっちゃった(笑)。

――その時に使ったんですね?

山下:すごく探したんですよ。昔は薬局で「肥後ずいき入荷しました!」なんてのぼりが立ってたから簡単に考えてたんですけどね。普通に店で売ってるもんだと思ってたんですが、なかなか無くて。結局、通販で買って。おばちゃんに挿入して。で、それを後で煮込んで食べました。

――食べちゃった!(笑)

山下:今思うと、それが恐らく唯一の……僕がリクエストした道具ありの撮影ですね。

――肥後ずいき……うーん……道具、だったのか?

山下:道具です!(キッパリ)

まだまだ続く、アダルトグッズを使った撮影秘話! さらに最近試したというオナホール使用の感想を大暴露!!
(取材・文・写真=もちづき千代子)

【AV関係者がオススメする至高の一品】AV監督・バクシーシ山下(2)
護符天誅! 幽幻導師列伝 熟女キョンシーに挑むセックスホラードキュメント
監督:バクシーシ山下
発売日:2016年9月1日
メーカー:センタービレッジ

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