アダルトビデオを創り出すクリエイターたちが作品の中で扱う”アダルトグッズ”。そこには一体どんなこだわりがあるのか? どんなグッズを必要としているのか? 今まで聞けそうで聞けなかった、AV関係者たちの大人のオモチャにまつわるエトセトラ。彼らが考える「至高のアダルトグッズ」をこのインタビュー内で徹底追及します。

【AV関係者がオススメする至高の一品】AV監督・バクシーシ山下(4)

「鬼才」AV監督のバクシーシ山下さんに「アダルトグッズ」に関するお話を伺うラストは、山下監督のアダルトグッズに対する意外な好奇心、そしてアダルトVRについても語っていただきました。さらに至高の一品についても……!?

――ちなみに山下監督は性生活の方は現役ですか?

バクシーシ山下(以下、山下):現役ではあるんですが、もうぜんぜんダメ。それを言ったら僕は精力剤に頼りっぱなしですよ! 僕が30代くらいからバイアグラが出てきて、それからずっと中毒に近いかもしれない。シアリスが出た時はそれ使って、ジェネリックが出たら、それ使って……。ずーっと効くって言われたものをグルグル追っかけてますよ!

――なるほど、精力剤(笑)。では山下監督のアダルトグッズにおける「至高の一品」はバイアグラでいいんでしょうかね(笑)。

山下:それはちょっと待って!(笑) 実は僕、アダルトショップにはたまに足を運んだりするんですよ。変わったアダルトグッズを見るのは好きなんです。でも、実際には使わないでそのままにしてあるパターンが多いんですよ。

――おっ! 意外な新事実が!!

山下:ずいぶん前に買った海外製のグッズで、車のシガーソケットから携帯の電源取ったりしますよね? そこに繋げてチ●ポをグイーっと吸うっていうのがあるんです。でも、日本で長距離のドライブなんてそうそうしないじゃないですか。使いどころがわからなくて(笑)。

――だいたい、長距離ドライブなら誰か一緒に行きますよね(笑)。そんなグッズ使ってる場合じゃない!

山下:なんていうか、その国の国民性みたいなのがモロに出てるアダルトグッズっていうのが面白いなぁって思うんですよ。そのチ●ポ吸うグッズも、パッケージがモロに今のトランプ支持者みたいなおっさんが、チ●ポ吸われて気持ちイイ! みたいなイラストで。その当時の購買層が見てとれる(笑)。今なら、スマホで女のバイブを遠隔操作してウヒョー! なんて喜んでるおっさんのパッケージのグッズがあるでしょうしね。そういう、アダルトにも風刺的なものが反映されている点に興味を惹かれるんです。

――日本で言えば、それって「TENGA」なんでしょうかね。

山下:でしょうね。アダルトにオシャレを持ち込んだっていうのは画期的な手段だったと思います。

――そういえば、山下監督は最近話題のアダルトVRについてはどう思われてます? VRという映像を使った作品作りはしてみたいですか?

山下:VRの展覧会もよく行ってるし、嫌いじゃないんですけど。まあ、まだまだ費用対効果的にどうかなとは思ってますよ。観る側としても興味はありますから、一度はやってみるんじゃないかなぁ。

――VRって、今のところアングルに関してほぼ同一じゃないですか。あとはもう女優変えるしかない。今後、どうやって監督の色を出していくんだろうって凄く気になってるんですよ。

山下:う~ん……やっぱり、設定ですかね。ただ、今のシチュエーションって、視聴者がまさにAV現場にいるっていう状態ばかりですからねぇ。VRって、サメのいないところでサメが襲ってくる! みたいなファンタジー要素が面白いわけで。僕個人の感覚では、僕もうAV現場に存在しているし、それ見ても面白くないんじゃないかなって思ってしまうんですよ。今のアダルトVRだと、僕にとって仮想現実にならないんですよね。

――……それこそ、河童とか?

山下:ねえ、河童ならねぇ! そんな感じで自分が見たことない世界のアダルトVRなら面白い気がします。でも、1時間も見せるものではないですよね。15分とか、かなり短いもので十分だと思いますよ。

――ちなみに山下監督って、どんなAVがお好きなんですか? これ、映像作品としてではなくオカズって意味での話です。正直、監督の作品ラインナップを見ているとぜんぜん読めない(笑)。

山下:無料動画ですね!

――うわぁ! そこはキッパリと!! 

山下:それも流出ものですね~。iPhoneなんかで撮った、生々しいやつ。プライベートで撮ったものがたまたま出てきちゃったみたいなリアルなものを必死で探してます

――なるほど……リアル。すなわちドキュメント。山下監督の真髄を見たような気がします。

山下:僕にとっては、この流出動画が「VR」なんですよ。なんか入り込んだら酔っちゃいそうな、そういう知らない世界を見てみたいっていうのが、根本ですね。撮ってる男、撮られてる女の関係性がほんの短い時間にも現れる。もうね、AVは舞台裏が見えちゃうからダメ! たぶん、この辺でメイクさんがスタンバイしてて、見えないところでADが走り回ってて……そういう要らない情報が360度から入ってきちゃう!

――なるほど。もう素人が撮ったの丸わかりの荒~い画像で、画角なんか考えられてない映像がいい、と。

山下:敢えての生々しさこそ至高です。なかなか見つからないのもいいんですよ。それを探すのも遊びみたいで面白い。これに関してはこれからも追求し続けますよ。

――ある意味、この「無料動画」=「山下監督的VR」が、監督の「至高の1品」なのかもしれませんね(笑)。ありがとうございました!
(取材・文・写真=もちづき千代子)

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監督:バクシーシ山下

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