12月1日は世界エイズデー。「HIV・エイズのさらなる広がりを防ぐ」「正しい知識を広める」「感染者への差別偏見をなくす」などを目的とする、世界的な記念日です。
年の瀬が迫る今日このごろ。街中や電車の中で、レッドリボンを目にする機会が増えたと思いませんか? というわけで、今回はとても大切なHIV・エイズのお話。

全然別モノ! 「HIV」と「エイズ」の違いって?

まず「HIV」と「エイズ」の違いを知っておきましょう。HIVとは、ウイルスの名前。そしてエイズは、体の免疫力を下げる病気のこと。エイズはHIVウイルスによって発症します。
HIVに感染すると、数週間経ったころに風邪のような症状が出ることがあります。しかしこの段階では、HIVに感染しているかどうかの判断はできません。その後はおよそ10年ほどの無症候期を経て、エイズ発症に至ります。
厚生労働省のデータによると、HIV新規感染者は毎年1,000人ほどにものぼっているのだそう。この数字を思えば「HIV? 自分には関係ないよ!」という考え方は、あまりに危険ですよね。

HIVに感染しないためには?

HIVに感染しないために大切なのは、やはりコンドームを正しく使うこと。それはあなたの体を守るばかりか、パートナーの体をも守ることにつながります。あわせて、これらのことを覚えておいてくださいね。

・性感染症の予防にはコンドームを
・HIV感染経路のうち、もっとも多いのは性行為によるもの
・握手ではもちろん、回し飲みや同じ皿からの食事、蚊の媒介では感染しない

HIV感染経路は「性行為による感染」「血液を介する感染(注射器の使い回しなど)」「母子感染」の3つ。そのうち際立って多いのは、性行為による感染なのです。
不安視される日常生活での感染ですが、食事や公衆トイレ、同じ風呂に入ること、そして空気感染もありません。ときおり不安な声を聞くのは蚊を介しての感染ですが、こちらもありえないことなのだそう。

難しいモノじゃない! 全国で受けられるHIV検査

HIV検査は、私たちが思うよりも気軽にできるもの。全国の保健所や検査所にて受けられます。段取りは場所ごとに異なりますが、実は予約いらず、費用なし、そして匿名で受けられるところも多いんですよ。

HIV検査・相談マップ

検査結果が陰性であるなら何よりですが、もしも陽性だったときには今後の相談にも乗ってもらえます。何より大切なのは日々の予防と、正しい知識をつけること。あなたがHIVへの危機感を持って「知りたい!」と感じたとき、医療機関はあなたの味方をしてくれるはず。

参照ウェブサイト:平成26年エイズ発生動向/厚生労働省エイズ動向委員会
http://api-net.jfap.or.jp/status/2014/14nenpo/h26gaiyo.pdf

カサイユウ
カサイユウ

お金大好きなアラサーライター・飲み屋の姉ちゃんです。
痛みで興奮するタイプですが、変態ぶっているフシがあります。
酒の失敗は3日で忘れます。