むにむに製作所」のマスクが気に入り、前回はマスクをドールヘッドに使用した等身大ドールの写真をお届けしたが、その時思ったのが「フレキシブルマネキンに被せてここまで可愛くなるのだから、私が被れば私も可愛くなれるのではないか」ということだった。そう思うと早速確かめてみたくなり、再びショールームにお邪魔した。

ショールームは明るく綺麗な空間で入りやすい雰囲気だ。マスク、ウィッグ、オプションなどを実際この目で見ることができ、気に入った商品はその場で購入することもできる。またメイクを施された完成品マスクを見たり、試着してみることもできるのだ。初めてショールームを訪れたときスタッフの方から「試着用のマスクもありますからもし宜しければ……」と言われ「ドールのヘッドにするので私が被る訳ではないのですよ」と答えてたが、それから一月もしないうちに自分で被ってみるとはその時考えもしなかった。

むにむに製作所」ではマスクのタイプ、アイ、目元、眉のシールの組み合わせで250種類が制作可能と言っているが、更に眉の角度を変える、眉、目元の組み合わせを変える、オッドアイ、ウィッグの色、髪型まで考えると可能性は無限大だ。なりたい娘になれるので妥協せず、じっくり検討を重ねよう。

もうすぐこのトイズマガジンで執筆を始めて一年になる、それを記念して私のお姿を公開しようと思うが、全然イケてない。「おとこの娘」に興味はあったが、化粧や衣装ではどうにもならない「越えられない壁」があると諦めていた。しかし今日は違う、このマスクがあれば何とかなりそうという確信がある、さあ挑戦だ!

今回はこのマスクを利用して変身してみようと思う。服も着替えなくてはならないし、全身タイツも着用する。ショールームには多目的トイレ並みの広さのトイレがあるのでそこで着替えることができる。とにかく私は身体が横にでかいので色々苦戦した。そしてスタッフの方の協力もあって完成した姿がこちらだ。

スタッフの方に「あ、そのポーズ可愛いですね!」と声を掛けられながら写真を撮られるのはとても気持ちがいいことが分かった(笑)。とにかくスタッフの協力があって何とか形になったが、写真を撮って貰って変わった自分の姿を見て一安心だ。

まずはだらしない腹を何とかしたい、ついでに「いかにも自転車乗ってます的な脚」も黒ストッキングで細く見せられないだろうか? 写真を見ると自分の身体に課題が数多くある。また装備で言えば自分サイズの衣装や全身タイツも欲しい。色々反省点や希望はあるが、やってみて楽しかったかというとめちゃくちゃ楽しかった。人間には変身願望みたいなものがあり、レベルが高い変身を成し遂げられるとその満足度は相当なものになる気がした。まずは身体を絞ろう、そして理想の娘になるんだ!!

妹尾好雄
Twitter:@air_tan

21世紀の幕開けと共にドールの世界へ! 今年で15周年(笑)
ドール廃の世界に片足を突っ込みながら日々「うちのこかわいい」とドール写真を撮影する毎日の人。