女性が、男優を目当てにAVを観る。ほんの数年前には考えもつかなかった新エロ習慣を定着させたのは、エロメンの筆頭格こと、一徹さん。エロメンとは女性向けアダルトビデオメーカーである「シルクラボ」の作品に出演する男優陣のことで、イケメン俳優さながらのルックスながら、セックスシーンもしっかり見せるという、これまでにない存在で人気を博している。

やさしげな笑顔と紳士的な立ち居振る舞いで、女性にとっての“理想のセックス”を体現する一徹さんの目に、最先端のアダルトグッズはどう映るのだろう? まずはロングセラーとなった電マシリーズ「ピンクデンマ」「クロデンマ」を前に語っていただこう。

ピンクデンマ1
参考価格:3,218円
ピンクデンマ2
参考価格:3,758円
ピンクデンマ3
参考価格:4,838円
クロデンマ1
参考価格:3,218円
クロデンマ2
参考価格:3,758円
クロデンマ3
参考価格:4,838円

一徹さん(以下、一徹):いま僕は「シルクラボ」と、女性向けアダルト動画サイト「GIRLS’ CH」と専属契約していて、主に女性が観るAVに出演しています。そこではあまりアダルトグッズって登場しないんですよ。僕が出ている作品ではないのですが、「シルクラボ」で一度登場したぐらい。でも20代から長らく一般的な男性向けAVに出てきたので、そこでは“おもちゃ攻め”の作品にもよく参加しました。最も馴染みがあるグッズは、やはり電マですね。

――電マは現在、サイズや振動の強さなど多種多様なバリエーションが発売されていますが、この「ピンクデンマ」「クロデンマ」の第一印象はいかがですか?

一徹:それぞれ「1」から始まって「3」まで続いているということは、人気の商品なんですか?

――はい、2010年の発売以来、シリーズ累計60万本を突破しました。

一徹:すごいじゃないですか! このシリーズ、現場でも見たことがありますもん。もう定番ってことですね。「1」はヘッドがずいぶん小さいんですね。通常の電マは狙いたい場所に“面”で当てるイメージですが、これならローター感覚でピンポイントに刺激を与えられそうです。大きな電マって、怖がる女性も多いですよね。これならそんな抵抗心も払拭できるんじゃないかな。

――「1」のヘッドは直径31mm、「2」「3」はどちらも45mmなので、それぞれ目的に応じて使い分けるのがベストですね。

一徹:感じたときに腰をくねくね動かすクセのある女の子だと、小さなヘッドの場合どんどんズレていっちゃいますよね。それで気持ちいいポイントから外れると女性もフッと醒めちゃうから、もったいないですよ。そんなときは、大きめのヘッドをチョイスして“面”で刺激するといいと思います。試しに「1」を動かしてみていいですか? ……うわっ、電池式のわりには力強い振動ですねぇ。コードタイプにも引けをとらないんじゃないかなぁ。

――電マというと「強力な振動」というイメージが、まずあります。

一徹:しかもそれをギューギュー押し当てるほうが女性は感じるはず、と思っている男性は多いでしょうね。そのほうが見ていて刺激的だし、僕たちAVを作っている側がそういうイメージを作り上げたところもあるので、責任を感じますが……。ご存知のとおり男性向けのAVでは、振動をMAXにして女優さんのリアクションを引き出すのが定番です。でも現場ではみんな「痛いんじゃないかな」と常に気を遣っているし、僕も電マと女優さんのあいだに指をはさんだり、必ずワンクッションはさむようにしていますね

――使い方を間違えると快感どころか、苦痛を与えかねないということですね。一般男性が使うとき、ほかに注意したほうがいいことはありますか?

一徹:女性の様子をよ~く観察してほしいですね。彼氏の興奮に水を差したくなくて口には出さないけど、痛ければ女の子は必ず腰が引けますから。そしたら、強すぎなんだなと気づいてあげてください。

――この「ピンクデンマ」「クロデンマ」は、まさにそうしたユーザー女性の声を反映して進化してきたので、「3」は振動がもっとも弱いんです。

一徹:それはユニークですね! もっと強く、もっと強くと進化するのではなく、弱くなっているんですか。(実際に「3」のスイッチを入れてみて)……ほんとだ、たしかに振動が微弱ですね。でも、重さがあるので物足りないってことはなさそうです。

――最近では電マに“アタッチメント”を付けるのも定番化しています。これは「時雨(しぐれ)」といって45mmヘッドの電マ、つまり同シリーズでいうと「2」「3」にぴったりハマるアタッチメントです。

時雨(Shigure)デンマアタッチメント
参考価格:2,808円

一徹:これ、いいですね~。いろんなところを、くすぐれますから。あ、僕が女性をくすぐるだけじゃなくて、女性からくすぐられるパターンもあるのかな。僕、くすぐったがりなんですけど(笑)。

一徹:お互いにくすぐり合うのはイチャイチャ感が高まっていいですね。ここでひとつアドバイスなんですが、女性はこれで男性の乳首を刺激したほうがいいですよ! 男優はみんな、乳首攻めが大好きですから。彼氏さんや旦那さんも、絶対に悦ぶはず!

女性を気遣った電マの使い方から、まさかの乳首攻めまで! 女性の心をよく知る一徹さんだけあって、アドバイスにもやさしさが感じられる。vol.2も引き続き、電マを紹介。あなたは振動音、気になる派? 気にならない派?
(取材・文=森友ピコ、写真=もちづき千代子)

一徹
Twitter:@ittetsu_silk

1979年2月21日生まれ。埼玉県出身。B型。
男優とは思えぬ柔らかなルックスと物腰から、女性向けAVメーカー「SILKLABO」のAV業界初の専属AV男優として抜擢され、女性から多大なる人気を博す。現在は女性向けAVメーカー「SILKLABO」と「GIRL’S CH」のW専属として活動。人気エロメンとして、TV・ラジオ・雑誌・イベント等にも出演し、マルチな活躍をしている。著書に「恋に効く SEXセラピー(KADOKAWA/メディアファクトリー)」など。