AVメーカー「シルクラボ」、アダルト動画配信サイト「GIRLS’ CH」の専属男優として、女性たちから圧倒的支持を集めるエロメン、一徹さん。その活動はAV出演にとどまらず、イベント出演、写真集発売、ネット番組配信など幅広く、一般的なタレントと変わらない。

彼の出現によりAVを観る女性が増えたのと時期を同じくして、アダルトグッズの世界にも女性目線を意識したアイテムが増えてきた。それまでの市場は「男性が買って、女性に使う」商品ばかりだったが、「女性が自分のために買って、自分に使う」ものへとシフトしつつある。今回、一徹さんが手に取る商品も、そのひとつだ。

――電マ……といっても従来のイメージとは大きく異なりますが、それもそのはず、この「アンデルセン」はAV女優でありパラダイステレビ女子アナウンサーの美泉咲さんがプロデュースされた、女性目線の電マ。まずは外見の第一印象はいかがでしょう?

アンデルセン
メーカー:トイズハート
参考価格:オープン価格

一徹さん(以下、一徹):一見して電マに見えないルックスがいいですね。いま、電マってiPad並に“みんなが知っているもの”になっちゃったから、家族に見られたら一発でバレますよね。いかにも、じゃないデザインを求める人も多いんじゃないでしょうか。

――では、実際に手にとってみてください。

一徹:すっべすべですね! シルキータッチというんでしょうか、いつまでも触っていたい感じです。肌触りまで考えられた電マって僕はいままで見たことがないんですけど、これは女性的な発想だと感じます。(スイッチを入れ)……驚きました、静かですね。しっかり振動しているのに、動作音がほとんど気にならない。

――女性器の上下にあてるためにモーターが2カ所に搭載されているのですが、振動が細やかなのでブブブブッという動作音がとても控えめですね。ふだんから音って気にされていますか?

一徹:男性向けのAVでは“電マ攻め”が定番ですが、現場で女優さんたちに話を聞くと「音がコワイ」という声が多かったですね。ガガガガガッとい激しいモーター音を耳にすると、自分が破壊されてしまうんじゃないかという気になるようで。男性は音がしたほうが「俺、攻めてるぜー!」と盛り上がるのかもしれませんが。ここは男女間の温度差が大きそうです。

――「音が大きいと、気が散る」という女性も少なくないですね。

一徹:気持ちが萎えちゃうんですね。それ、男性はみんな知っておいたほうがいいと思うなぁ~。もうひとつ男性に知っておいてほしいのは、衛生面。この「アンデルセン」は生活防水仕様なので丸洗いできるというのも、いいと思います。女性のデリケートなところに使うものなので、これはグッズを選ぶときのポイントになりますよ。

――エロメン一徹的、電マをさらに気持ちよく使うコツはありますか?

一徹:ローションを切らさないようにするといいと思います。潤いが途中で切れちゃう女性もいますが、そうすると電マの表面とのあいだで起きる摩擦によって、皮膚が引きつれるような感じがして女性は痛いそうです。だから、ローションは最初に使うだけじゃなく行為中にも追加して……そう、老舗店の秘伝のタレみたくちょっとずつ注ぎ足し、注ぎ足ししていくイメージでお願いします(笑)。特にこの電マのすべすべ感、ローションとも相性がいいですよ。でも、パートナーが敏感な女性だったらまずは直接ではなく、下着の上から当ててください。それでしばらく、様子を見る。僕が自分に使うときもそうしますよ。

――えっ、一徹さんが自分に電マを使うんですか?

一徹:はい(笑)。下着の上からじーっと当てるんです。出したいけど、がんばって手を動かすことが面倒くさいっていうときがあるんですよ、男って生き物は。電マなら、スイッチをオンにしておけば、それだけで刺激できるじゃないですか。

――それでイケるんですか?

一徹:イキます、出ます! でも、毎日するのはマズいですね。膣内射精障害になりそうです。膣内射精とは、マスターベーションではイケるけど、セックスのとき女性の膣内で射精できない現象で、いまそういう男性が増えているそうです。刺激の強すぎるマスターベーションが原因と考えられていますね。なので僕も、電マを使うのはたま~に、です。

――男性も自分で自分に使ってみたほうが、「強すぎるのは痛い」といった当たり前のことが理解できそうですね。

一徹:電マってほんとありがたいものだと思うんですよ。僕ら、こんな細かい仕事できません。同じ刺激を何十分もずーっと与えつづけるって不可能ですからね。それが電マを使うことで女性にイッてもらえるんなら、すばらしいじゃないですか。だから、女性にとって気持ちのいい使い方を覚えて、うまく付き合っていくのがいちばんだと思います。

一徹さんの“アダルトグッズ観”、まだまだ語っていただこう。vol.3は新種の電マ? それとも本気のマッサージ家電? 手に取った瞬間にあんなところやこんなとこに当てたくなる、最新グッズとともにお届けする。
(取材・文=森友ピコ、写真=もちづき千代子)

一徹
Twitter:@ittetsu_silk

1979年2月21日生まれ。埼玉県出身。B型。
男優とは思えぬ柔らかなルックスと物腰から、女性向けAVメーカー「SILKLABO」のAV業界初の専属AV男優として抜擢され、女性から多大なる人気を博す。現在は女性向けAVメーカー「SILKLABO」と「GIRL’S CH」のW専属として活動。人気エロメンとして、TV・ラジオ・雑誌・イベント等にも出演し、マルチな活躍をしている。著書に「恋に効く SEXセラピー(KADOKAWA/メディアファクトリー)」など。