日本のAV史上で初めて“女性に人気のAV男優”というポジションを確立したといっても過言ではない、一徹さん。女性にモテてモテて困っちゃう毎日で、マスターベーションとはもう無縁の生活……と思いきや、実はオナホールやオナカップにも一家言あるという。では、一徹さんがアダルトグッズを語るシリーズ最終回は、このグッズを見てもらおう。

一徹さん(以下、一徹):わっ、かっわいいですね~~~。これぞ日本発のアダルトグッズという感じで、クールジャパン感がみなぎっています。

――「アイミー」という超最新型の電動オナホールです。ピンクが「チェリー」でブルーが「スカイ」。レトロなロボットっぽさが和みますよね。この子たち、電動オナホールではこれまでなかった機能が搭載されているのですが、なんだと思いますか?

i:ME(アイミー)
参考価格:7,344円

一徹:いきなりむずかしいクエスチョンですね。そうだなぁ、昨年からアダルト業界は総じてVR関連に注力しているから、そっち系ですかね。VR動画と連動して動きや締め付けの強弱を自動調整してくれるとか?

――ハズレです! でも“臨場感”を提供するという意味では、アダルトVRとも共通するものがありますね。このオナホ、なんとボイス再生機能付きで、人気AV女優、吉川あいみさんのあえぎ声やら、エッチなジュポジュポ音やらが収録されているのです。それを聴きながら振動刺激を愉しんでいただく、というグッズです。

一徹:音声ですか! たしかに男性ってあえぎ声で興奮する生き物ですよね。

――それはつまり、一徹さんも?

一徹:します、します。静止画でオナニーするときと、音声のある動画でオナニーするときとでは興奮の度合いがぜんぜん違いますもん。後者は、すぐにイッちゃう。男性は視覚的な刺激で性的興奮が高まるといわれますが、同時に聴覚も刺激されるとさらに盛り上がりますね。

――では、スイッチを入れてみてください。

一徹:おお、電源が入るとほっぺが赤くなるんですか。恥じらっているようで、かわいい演出です。「♪」ボタンを押すとボイス機能が再生されるんですね。

――吉川あいみさんの甘い声で自己紹介が始まり、同じく「♪」ボタンを押していくと音声が切り替わります。パターンは6種類。あえぎ声はエッチだし、フェラ音はとても生々しいし。これを聴きながらホールに挿入して振動を愉しみ、同時に手で抜き差しする……というのが基本の使い方です。

一徹:イヤホンも接続できるから、それで聴くとさらに臨場感がアップしますね。鼓膜がダイレクトに震えるから、もう頭の中がこの声でいっぱいになって、ほかに何も考えられないくらいになります。これで目を閉じて声と振動とに集中しているときに家族が部屋に入ってきたら……しかも入ってこられたことにも気付かない、なんてことになったら最悪ですね(笑)。そこは各自、気をつけていただかないと。

――ホールはいかがでしょう? 別売りも含めて全4種類が用意されています。

一徹:入口と奥とで、中のツブツブやヒダヒダが違うのがすごいですよね。凝ってます。あと、洗うことでくり返し使えるのはありがたいですね。僕、そういうコスパを考えちゃうんですよ。リーズナブルなお値段だと毎日のお味噌汁のように気軽に使えるじゃないですか。たまに特別にぜいたくなものをご褒美として買いつつ、ふだん使いのものはコスパ重視ですね。

――いま現在、電動オナホールはどんどん進化しています。アダルトVRと連携するものも着実に増えていくと思われますが、一徹さんの目にはどう映りますか?

一徹:僕は電動オナホールの進化は、アダルトVRにのっかってますますリアルに、過激にと考えていたので、こうした聴覚にアプローチするという発想は意外でしたが、実にユニークだと思いますね。20代前半までの僕は本当に女性と縁がなかったんで、そのころにこうしたハイテクオナホやアダルトVRがあったら、もう生身の女性はいいや~と思っていたかもしれない。フラれて傷つくこともないですし。そのぐらい、現在のグッズは魅力的だと思います。

――傷つきたくない、というのを一徹さんは乗り越えたんですか?

一徹:乗り越えたというか、踏み外したというか(笑)。女性とふれ合いたいという欲望が大きすぎてAV男優になったクチなので。それだけに、生身の女性とふれ合う悦びはいまでも日々新鮮に感じています。仮想現実だけじゃ、潮がパシャッと自分の顔にかかるときの感触とか、においとか、温かさは味わえませんから。

――それとグッズはぜんぜん別モノってことですね。

一徹:はい。だから、ちゃんと大人になってからこういうグッズに出会えてよかったと思っています。大人だからこそ愉しめるファンタジーですよね。

女性とのふれ合いが好き、オナニーも好き、気持ちいいことが好きという一徹さんの心をつかんだ最新アダルトグッズの数々。デキる男はグッズも使いこなせる! しかも女性に気遣いながら自分の興奮も高められる……一徹さんは私たちに、そんなことを教えてくれた。
(取材・文=森友ピコ、写真=もちづき千代子)

一徹
Twitter:@ittetsu_silk

1979年2月21日生まれ。埼玉県出身。B型。
男優とは思えぬ柔らかなルックスと物腰から、女性向けAVメーカー「SILKLABO」のAV業界初の専属AV男優として抜擢され、女性から多大なる人気を博す。現在は女性向けAVメーカー「SILKLABO」と「GIRL’S CH」のW専属として活動。人気エロメンとして、TV・ラジオ・雑誌・イベント等にも出演し、マルチな活躍をしている。著書に「恋に効く SEXセラピー(KADOKAWA/メディアファクトリー)」など。