【VR】完全引退みづなれいが魅せる最初で最後のVRSEX プロ技フェラ抜き編

アダルトVRの参入に並々ならぬ意欲を持って挑んだTMA。社内で撮影から編集、モザイクかけまで行えるという高い技術力で、いち早くハイクオリティなVR作品を生み出してきました。他メーカーも本格的に力を入れ始め、アダルトVR業界はかつてない盛り上がりを見せています。しかし、プロデューサーの神楽次郎氏は、現状のアダルトVRは大きな問題を抱えていると話してくれました。

――現状のアダルトVRに対して、思うところがあるそうですが。

TMAプロデューサー 神楽次郎氏(以下、神楽):今、アダルトVRには、ものすごく粗悪品が多くて、ユーザーから「この程度か」と思われてしまいそうなのが辛いですね。

――それはハード面のことですか?

神楽:いや、ソフト面のことです。実は、今さまざまなところで出回ってるアダルトVRは、3Dではなく2D……つまりパノラマで撮られているものもあるのです。VRは右目と左目が違うものを見て、脳内で変換することで3Dとして見ることができるのですが、2Dは右目と左目が同じものを撮っているので、これはただ視野が広くなるだけなんです。

――えぇっ! それってVRとは言えないんじゃ……。

神楽:そうなんですよ。どこ向いても見えるってだけなんて、バーチャルでも何でもない。だけどユーザーは、まだその差がわからないんですよね。両方見たことがある人は絶対にわかるはずなんですが。

――2Dと3Dの見分け方ってあるんですか?

神楽:「思ったよりすごくない」と思ったVR映像は間違いなく2Dです(笑)。あるメーカーが200本くらい撮ってるという話を聞いたのですが、それが2Dで撮られたものだったとか……。つまり撮る側がわかってない。そういうエセVRが巷にたくさん溢れていて、とりあえず出しときゃいいみたいになってしまっているのが残念でなりません。結局、ユーザーがそれを見て「大したことない」ってVRに見向きもされなくなるのが本当にイヤなんですよ。

【VR】完全引退みづなれいが魅せる最初で最後のVRSEX プロ技フェラ抜き編

――TMAはユーザーから「すごいリアリティだ!」と、高評価を受けているとお聞きしましたよ。

神楽:それは本当に有難い話です。うちの作品見て「おぉっ!」と言ってもらえるのはすごく嬉しいです。

――しかし、なぜそんなにもVR作品ではクオリティに差が生まれてしまうのでしょうか。

神楽:VRの撮り方って凄くいろいろあるんですよ。カメラの機能の差も大きいとは思いますよ。でも、大前提としてVRはリアルでなくてはならないのに、作り手がそれをわかっていない。これが一因。世に出回ってる作品には、カメラに近づきすぎて巨人化してたり、広角すぎて小人化してたりするものも多すぎます! 撮っている側の人間が感覚で調整していくしかないんですけどね……。メーカーは基本的に制作会社に丸投げしてるから、そういう部分をわかってない場合が多いんです。

――TMAでは社内のスタッフがそれを把握しているんですよね。

神楽:うちの強みは撮影・編集・モザイクかけまですべて自社でやってることにありますから。編集の段階ですでに、「次はこう撮った方が」とか、課題を見つけて次の撮影でクリアして、それをどんどん蓄積していけるんです。つまり、良いものを作る条件が整っているということです。

――それが、TMAだからこそ実現できている、ハイクオリティに繋がると。

神楽:結局今は、うちのVRが一番クオリティが高いのでは?(笑) フィードバックできない環境は、いい作品が生まれにくいんですよ。VRのことをよくわかってないまま進めちゃってる人が多いのが現状ですからね。

――それで、ユーザーの目が肥える前に粗悪品ばかりが出されてしまうと……。

神楽:たまたまハズレくじを聞いた人がもう見なくなっちゃいますよね。これは寂しい。うちを最初に見ていれば、次のVR作品も買ってくれるはずなんです。そのうち淘汰されるとは思うけれど、今は珠玉混在ですね。

――そういえば、ユーザーはどんなHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使って見ているのでしょうか?

神楽:DMMのユーザーは、ほぼスマホで見るタイプですね。そんな本格的なもので見てる人は少ないと思いますよ。ただ、DMM配信が始まった途端に、アマゾンで評判のHMDが売り切れるようになったらしいので……もしかしたら、もっとアダルトVRを良い映像で見たいという人が増えてきたのかもしれません(笑)。

【VR】完全引退みづなれいが魅せる最初で最後のVRSEX プロ技フェラ抜き編

――スマホで見てると目が疲れちゃうとか?(笑)

神楽:いや、長時間見ることはまずないんで、そこはそんなに変わらないと思います。というのも、ほとんどのアダルトVRは、15分から長くて20分程度。これは、VR動画の容量がかなり重いためです。うちの映像は2画面で2K×2Kの4K高解像度で出力しているので、もし1時間以上ある作品をダウンロードするのは1時間以上かかることに……。

――そ、それは確かに厳しい……。だからVR作品って極端に短時間なんですね。

神楽:また、物理的にファイルの大きさの都合もあります。一定の大きさになるとPCはともかく、スマホに入れることができない。正確には、長くて25分くらいがギリギリではないかと思います。

――なるほど……。そう考えると、アダルトVRって最初からスマホの存在を気にしながら作られているコンテンツなんですね。

神楽:正直、そこは無視できないですね。いくらPCで見た方がクオリティが高いとはいっても、やっぱりアダルトのコンテンツは、今はほとんどのユーザーはスマホで見ると思われるので……。スマホ勢は圧倒的です。どうしても今のアダルト業界は、この層を意識せざるを得ないですね。

次回は、神楽氏がTMA VRの今後の展開をじっくりと語ってくれます!
(取材・文=もちづき千代子)

神楽P
TMA プロデューサー 神楽次郎

多数のアニメパロディ作品を制作するアダルトビデオメーカー。
アニソンイベントの主催や国内外のアダルト展示会にも積極的に参加している。