【VR】完全引退みづなれいが魅せる最初で最後の濃厚VRSEX

アダルトVRの制作が業界内で活性化していくとともに、”エセVR”が蔓延り始めた現状を不安視するTMAプロデューサー・神楽次郎氏。さらに現状のもうひとつの問題点と、その打開策についても語っていただけました。

――TMA VRの今後の展開について教えていただけますか?

TMAプロデューサー 神楽次郎氏(以下、神楽):1年くらいは、とりあえず月2~3本の配信を続けていくつもりですよ。ただ、メーカー側としては、現在の配信状況だとどんなに売れてもVRだけじゃ食っていけないんです。ペイできない。じゃあ、どこで売り上げあげるの? となっても、現状はその場所がない。これ、改めて口に出すとけっこう厳しいですね(笑)。

――いや、正直かなりシビアです。

神楽:そうなると、アダルトVRをどうやって拡げていくかが一番の問題点になってきちゃうんですよね。全国のビデオボックス、ネットカフェ、ラブホテルあたりに置いてもらうのが現実的ですかね。

――海外というフィールドはいかがですか?

神楽:そこももちろん視野に入れてますよ。海外は圧倒的にソフトが不足してるんですよね。先日、香港に行った時に感じましたが、海外ではハードは作れてもソフトが作れないんです。アジア圏に関しては、もはや日本頼り(笑)。そこに手を広げて、全体的に見て利益が上がるようにしていかないと。

――世界レベルでユーザーを捉えていかないといけないわけですね。

神楽:日本でも今は一部にしか入ってませんが、ここ1年くらいでビデオボックスやネットカフェには確実に定着すると思うんですよ。そこで一回VRを体験したユーザーが自宅でも導入する流れができるのでは?

【VR】完全引退みづなれいが魅せる最初で最後の濃厚VRSEX

――ユーザーにとって、見れる環境が家にないっていうのが一つの壁になっているのかもしれませんね。AVユーザーに手に取ってもらう場所としては、アダルトショップもありますが……。

神楽:アダルトショップで置いてないわけではないんですけど、あまり浸透してないのが現状ですね。ショップ側もどう扱っていいのかわからないんじゃないかな? 売り上げが厳しいという一因は、セルが少ないのもあるんですよ。それこそショップでは、HMDとセットでなら売れる可能性はあるんじゃないかと思ってるんですよね。

――そういえばJapan Adult Expoの出展ではセットで売られてましたよね?

神楽:あの時、持って行ったHMD(ヘッドマウントディスプレイ)が驚くほど売れたんですよ! でも、ソフトと違ってそんなに数を用意してなかったんで、すぐ売り切れちゃって……全部セットにしたら物凄い売り上げだったんじゃないかと。

――やっぱり、みんな持ってないから(笑)。

神楽:ショップではソフトを少し安くして、HMDとセットにするのはアリだと思ってるんですよ。だから、今後はショップのイベントでそうやって売っていこうかと。女優さん連れて、VRの体験会プラスサイン会という形で……。

――あ、それいいですね!

神楽:見て体験して感動するお客さんがいて、ショップも売れて嬉しいはずです。2017年のTMAのショップイベントは、VR体験会が基軸になるかもしれません。

【VR】完全引退みづなれいが魅せる最初で最後の濃厚VRSEX

――そのうち、VRとの連動オナホールとのセット売りもできるかもしれないですね。もっとそっちも普及して欲しいところ。

神楽:そうですね。VRはそういう周辺のグッズが作りやすいコンテンツですから。すでにいろいろ発売されているのは知っています。実際、うちにも作らないか、という話はけっこう来ているので、近いうちに発表できるかもしれませんね。

――なんと、すでに動き出している!?

神楽:ただ、そこにまたソフトを提供するって話が出てきちゃうんですよね。やっぱり、ソフトを提供するプラットホームがもっと必要ではないかと。今、いろんな会社とそのあたりを詰めているところなんです。

――これは期待! でも、オナホ以外にも色んなグッズが出てくると、さらに面白いかもしれませんね。映画館にある風が出てくる機械とか。

神楽:ああ、女の子の吐息を再現できるかもしれませんね。ゲームなら確かに、そういうのがあると面白いと思います。AVはどちらかというと、一方的に見るものなので、どこまで対応できるかは微妙なところですね。

次回は、ついに最終回。神楽氏の考える、アダルト業界における「アダルトVR」の立ち位置とは!?
(取材・文=もちづき千代子)

神楽P
TMA プロデューサー 神楽次郎

多数のアニメパロディ作品を制作するアダルトビデオメーカー。
アニソンイベントの主催や国内外のアダルト展示会にも積極的に参加している。