【VR】蓮実クレアの淫語&痴女VRSEX

全4回の連載でお送りしたアダルトVRの現在と今後の可能性・TMA編。最終回は、TMAプロデューサー・神楽次郎氏が、アダルト業界における「アダルトVR」の立ち位置、そしてこれからのアダルトVRの作品作りについて考察していただきます!

――神楽さん個人の考えでけっこうなのですが、アダルトとVRに親和性はあると思いますか?

TMAプロデューサー 神楽次郎氏(以下、神楽):個人的には、アダルトとVRの相性はバツグンだと思ってますよ。だってVR欲しい人は、一番は一般ゲームユーザーでしょうけど、その次は間違いなくアダルトユーザーですよ。そこから先は、ゲームなのかAVなのか分かれるでしょうけど。結局、みんなVRに関してはアダルトが見たいんだと思います。バーチャル世界のエロを体感したい人は物凄い数に上るはずですよ。

――それを踏まえて、現状の手ごたえは?

神楽:う~ん……まだわからない!(笑) 先ほども言いましたが、どうユーザーに売ってくかの問題に直面しているので。VR自体は面白いものですから、みんなが楽しめる環境になれば自ずと解決できるような気はするんですけどね。まあ、でも実際のところ、私はAVとアダルトVRはちょっと違うものだと思ってるんで。

――アダルトVRはAVにあらず!?

神楽:VRがAVにとって代わるってことは絶対にないと思いますよ。アダルトVRというのは、アダルトエンターテイメントの新しいジャンルなんですよ。エロ本があって、エロ漫画があって、アニメ、ゲーム、AVがあって、その流れにアダルトVRができたと。

――納得! ユーザーもAVとアダルトVRをごっちゃにしている感がありますね。AVをそのままVRで見れる! みたいな頭があるから、ちょっと違うと思って離れてしまう人もいるのでは……。

神楽:アダルトVRは、AVのように見るだけのものじゃないんです。謂わばバーチャルセックスの入口。完全にオリジナルコンテンツとして我々は捉えていますよ。アダルトVRで、今までのAVの焼き直しなんかできないわけだし。ここから、夢のバーチャルセックスが始まるのでは? その第一歩のような気がします。

――根本的な話をさせてもらうと、アダルトVRってAVと作り方が違うんですか?

神楽:流れはほぼ同じですよ。ただ、機材が違うので撮り方が当然変わるのがポイントですね。主観=女の子が主体の映像を撮らなくてはならないので。AVでは、ある意味男優任せにできる部分も多いんですよ。でも、VRではそうはいかない。カメラが固定なので、男優の役割は、ただちゃんとした姿勢をとって勃起してくれることだけなんですよ。

――では、監督は?

神楽:現場を仕切って女優に指示するのは監督なので必要です。ただ、アダルトVRは女優の演技に頼る部分が多いので女優は大変だと思います。

――そういう意味では、女優の選び方がAVとは変わりますよね?

神楽:新人は無理でしょうね。ベテランというか、ある程度わかってる女優でないと難しいかもしれません。あと、得意なアングルがVRにはありますが、逆に言えば苦手なアングルもある。騎乗位は撮りやすいけど、バックはあんまり……みたいな。正常位も遠すぎて、感情移入しづらいようです。座位はわりと有効ですね。女優が近づいたり引いたりできるから。

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――つまり、ほぼ女の子がリードしているような体位に限る?

神楽:そうなんです。なので女優さんの演技も、リードしてくれる形が多くなってしまうんですよ。女の子が責められるAVが好きな人に向けて作るにはどうしたらいいのか、今はもっぱら思案中です。今後、撮影法はどんどん変わっていくでしょうね。あらゆるニーズに応えていけるようにしていきたいので……。

――VR撮影の定番ともいえるカメラが固定でなくなることもあり得ますか?

神楽:じゅうぶん有り得ると思いますよ。固定している理由って、画面の中の体勢と違う体勢をとってみると気持ち悪くなるってだけですからね。ユーザーが、画面の中と同じ体勢をとりさえすれば、その違和感は消えるんで。映像の中で「次の体位はこれ」なんて指示を出せばいけるのかもしれませんね……。今後、試してみたいと思います。

――では最期に、今後のTMA VRの構想を少しでいいので教えてください!

神楽:やっぱりドラマシーンのあるアダルトVRを撮りたいですね。VRへの没入感をさらに強めるようなものにしたいです。

――それ本当に面白そうですよね。現状、それ撮ってるメーカーないんじゃないですか? 今なら「絡みのあるVR」に引き続き、業界初の称号が得られるのでは!?

神楽:その称号欲しいですね。結局、大手に参入されたら敵いませんからね(笑)。女優推しされちゃうと、どうしても勝てない部分が出てきちゃうんで。だからうちは、それ以外のところでノウハウを積み重ねて勝負していきたいですね。とにかくクオリティでは負けないよう、努めていきます!

――ありがとうございました!
(取材・文=もちづき千代子)

神楽P
TMA プロデューサー 神楽次郎

多数のアニメパロディ作品を制作するアダルトビデオメーカー。
アニソンイベントの主催や国内外のアダルト展示会にも積極的に参加している。