毎年1月に行われる世界最大のアダルト展示会「AVNアダルト・エンターテインメント・エキスポ」。このイベントは、最新のポルノやアダルトサービス、大人のおもちゃなどが展示され約3万人のエロい人が集まるエロティックカーニバルです。トイズマガジン編集部は、その存在に興味を抱きながらも、開催場所が「ラスベガス」とあって、簡単に足を運ぶことができずにいました。

……が、しかし。ある日突然、編集部に送り付けられたのです、このイベントのレポートが! 送り主はなんと、先日アダルトVRの連載(【アダルトVRの現在と今後の可能性】TMA(1))でインタビューさせていただいた、AVメーカーTMAのプロデューサー・神楽次郎氏! 目を通したところ、編集部の面々が読むだけで終わるには、あまりにも熱く、そして内容の濃すぎるレポートでした……。というわけで、せっかくなので無許可ですが、掲載させていただくことにします。勝手に送ってくる方が悪いんですよ!!

それでは、「TMAプロデューサー・神楽次郎のラスベガス放浪記~AVNアダルト・エンターテインメント・エキスポ編~」スタートです!

ラスベガスで毎年1月に行われる世界最大のアダルト展示会「AVNアダルト・エンターテインメント・エキスポ」にやってきたぞ! 見渡せばそこらじゅうにヌードモデルやポルノ女優がわんさかとおり、おっぱい、お尻が見放題! ここは間違いなく世界で一番エロい展示会なのであ~る!
AVNは、今年もハードロックホテルにて開催。会場の入口からさっそくポールダンサーがお出迎えだ! やっほ~い!!

AVNの会場は大きく3つに分けられている。業者だけが参加できる「BtoB」のアダルトグッズ展示会、一般人も入場できるポルノ、グッズ、アダルトサービスなどが展示される会場、ポルノ女優などが所属するエージェントがブースを構える会場だ。

まずは一般人も入場できる会場へ。ここでは我らがDMMがブースを構えていたぞ! 日本のポルノ女優を代表して、沖田杏梨HitomiJULIA澁谷果歩など、巨乳&バイリンガルな才女で勝負をかけてくるとは……やはり恐るべし。

澁谷果歩ちゃんは、しっかりTMAのDVDを持ってきてくれました。ありがたや~!

今回、注目の的になっていたのがCamSodaホログラムポルノ! すでに先行で話題になっていたが、実際見るとコレジャナイ感がたっぷり……。ま、最先端の技術はこんなもんでしょ。

ちなみに渡米の最大の理由は、ポルノ先進国である米国でのアダルトVRの調査である(遊びに来たわけではない)。VRの展示をしていたのは10社ぐらいあった。大きく分けるとVRポルノVRチャットVRゴーグル&システムの3つとなっている。

まずVRゴーグルを無料配布していたのが「CAM4VR」。これはVRチャットサービスなのだがVRだと没入感が凄い! 本当に女の子が目の前にいるような錯覚に陥るのだが、チャットなのでキーボードを打ち込まなければいけないのが難点だ。だが、驚いたのはチップの支払いは視点のポインターだけでできる事だ。なんと商売上手なことだろう……さすがはチップ社会のUSA。このアダルトチャットが、展示会の半数を占めるほどの一大勢力になっているのは後ほど知ることになるのだった。

一番知りたかったアダルトVR展示ブースでは、体験会をやっていたので率先して参加する。一番画質が良く感じたのは「REALITY LOVERS」だった。使用しているカメラなど聞いてみたのだがごくごく一般的なもの。なぜ画質が良かったのだろう……。担当者曰く、視野角を狭くして画質の向上を図っているとのこと。確かに180度で上部も暗転していたような。これは引き続き調査が必要かもしれぬ。

アメリカで最大級のアダルトVR配信、「NAUGHTY AMERICA」。ここは女優が数多くいたのだがVR体験は一台だけ。多くの展示会でアダルトVRの体験会を行っていたので、もう飽きてしまったのだろうか。
画質はそれほど驚くほどではなかったが、ロゴ入りの帽子をもらったので良しとする。ご機嫌でかぶりながら闊歩してやった。これからTMAでもVRの撮影には「NAUGHTY AMERICA」と書かれた帽子をかぶって気合を入れていこう。

そして今回AVNアワードのVR部門で受賞したHoloGirlsVR。画質はそこそこだったが視野角の広さは一番だと思った。……と言っても、TMAのVRと同じぐらいだったので、ぶっちゃけそれほどの驚きはなかった。受賞の理由を知りたいところだ。
今回のアダルトVR体験会ではほとんどの出展者がGear VRを使用していた。画質の差はあまりわからないのかもしれないがGear VRは今のところ一番使い勝手が良さそうだ。

ここで他の会場へ移動しようとしたところMARICAちゃんに遭遇。一流ポルノ女優のオーラを放って輝いている。それもそのはず、ここは「PENTHOUSE」のブースである。さすが世界のMARICA、お見それいたしました。

人混みも疲れてきたのでBtoBのアダルトグッズの展示会に移動。さっきの熱気と打って変わって落ち着いた雰囲気に。一気に仕事モードになり会場を見学&商談。
ここで日本のアダルトグッズのブースが。「SSIジャパン」&「なないちゃんと遊ぼ!」のブースである。この日は大阪でアダルトVRエキスポが開催されており「なないちゃんと遊ぼ!」は日米同時参加。同人サークルとは思えない機動力である。日本のHENTAI代表として参加した「なないちゃんと遊ぼ!」には敬意を表したい。

この会場でもポルノ女優が商品をアピール。おー! ALEXIS TEXAS発見。その昔自分の趣味全開で制作した「競泳水着 LOVERS Alexis Texas」が懐かしい。よし、今度はVRで競泳水着ものを撮ろう。

まったりしたBtoB会場を後にしてモデルエージェントのブースへ。こちらはバーカウンターもあり、中々の熱気に包まれていた。
ここで日本のAV女優がいるブースを発見。日本のAV女優も世界で活躍する時代であることを実感。これはMARICAちゃんの影響もあるかもしれない。

ここの会場はモデルエージェントごとに登録女優がファンサービスしているのだが、アメリカは日本と違いモデルは個人契約で仕事をしているという事情もある。エージェントは日本のモデル事務所と違い営業などはほとんどしない。そのためモデルは自分でアピールして仕事を取ってこなければいけない。年に一回の「AVN」は彼女たちにとって格好の営業の場なのである。ここで関係者の目に留まれば仕事の依頼がやってくるということなのだが、なかなかポルノ女優も大変だ。
そんなわけでしっかりファンサービスしてくれるポルノ女優たち……感謝感謝。ここには載せられないほどのサービスを提供する女優もちらほら。さすが無修正OKのアメリカ。最高で~す!

今年の「AVN」の印象は、とにかくアダルトチャットの勢いが凄い。日本ではニコ生で活躍する女性ナマ主というのが流行っているが、それのアダルト版といったところだろうか。アメリカのアダルトチャットはチップ制のところが多く、金額次第でエッチなサービスが楽しめる。数多くの素人娘が参加し、そこで人気のあるアイドル的な女性が「AVN」の会場に来てチャットしながらファンサービスをしているのだ。PC画面でしか会えなかったアイドルと直接会える、「ニコニコ超会議」のようなものだと思えば違和感はないだろうが、ズラーっと並んだ女の子たちがパソコンに向かって愛想を振りまいている姿は壮観だ。

チャットアイドルから一流ポルノ女優まで集まる「AVN」は毎年進化し続け、世界一のアダルトエキスポとして君臨し続けているのである。次は「AVN」と双璧をなす、ベルリンの「Venus」をレポートができることを期待して……。

『TMAプロデューサー・神楽次郎のラスベガス放浪記~AVNアダルト・エンターテインメント・エキスポ編~』完。

というわけで、神楽次郎氏によるトイズマガジン史上最大ボリュームと言っても過言ではないイベントレポートでした! これは「Venus」のレポートも送りつけてきてくださる気満々ってことかしら? もちろん問答無用で掲載させてもらいますからね!
(取材・文・写真=神楽次郎、構成・もちづき千代子)