カスタムメイド3D2」の「LEAP MOTION」ですっかりゲームの虜となってしまった筆者。今回は、今までにないアニメ系キャラクターでの3DVRという点についてを深く掘り下げるべく、KISS CTOのねい氏に詳しい話をお聞きしました。

――これは……凄い。3Dの中でもアニメ調キャラクターという点が、今まで見てきたVRとは一線を画していますね。かなりクオリティの高い美少女たちですし……。

KISS CTO(最高技術責任者)ねい氏(以下、ねい):とはいえ、まだ完全にアニメじゃないのは、今後の課題なんですけどね。

――KISSとしては、敢えてリアルさを追求しない方向に持っていったんですか?

ねい:というより……かなり昔の話になるんですが、弊社は2Dのエロゲを作っていた……というか、作っているんですね。「カスタムレイド」シリーズという、奴隷系・調教系のかなりハードな作品でした。これは2Dでしたが、今の「カスタムメイド」と同じように女の子をカスタマイズできたんです。「カスタムメイド」ってそこからの派生なので、リアル系よりはアニメ調だろう、と。まず手に取るであろう、弊社のお客さんのことを考えた上で。

――確かに、2D美少女の延長上にあるとすれば、選択肢はそこになりますね。

ねい:それで弊社はVRもアニメ調に振り切ったわけです。弊社は創設して15年になるのですが、「カスタムレイド」はその当時のゲームなので……発売は2004年くらいでしょうかね。そこから、ずっと育成シミュレーションがメインのカスタム作品しか作ってないんですよ。ただ、かなりダークな印象の強い作品ばかりだった時代を経て、ラノベなどのブームも相まってもう少し軽めの作風のものも作るようになりましたね。「××な彼女の作り方」シリーズが、まさにそれです。街の中でのデートシーンなんかも増やして、ライトな方向に振り切り始めたんですよ。

――育成+カスタマイズが、KISSの十八番といったところでしょうか。その流れの中で発売したVR作品について、ユーザーからの反響は現状どうですか?

ねい:「すごい」とは言っていただけてますね。でも、弊社ではJapanVR Fest.やアダルトVRエキスポなど多くの体験会に出展していますが、ユーザーの反応って難しいんです。「すごい」しか言ってくれなくて。ただ、皆さん目をキラキラさせて言ってくれてるので、それしか言葉が出ないんだろうな、と(笑)。

――エゴサーチでも、その辺は計れるんじゃないですか?

ねい:エゴサーチ、しますね(笑)。「アニメが飛び出てきた!」とか、「自分の手で胸が揉める!」とか……何より「KISSのためにVRを買ってよかった」という反応がけっこうあります。

――私も体験してみて思いましたけど……考えてた以上に、イイですよコレ。

ねい:デモだと短いですが、ゲームだとフルに楽しめますからね。「カスタムメイド3D2」の3大要素は楽しんでいただけましたけど、ほかにも撮影モードなんかもありますし、ポーズの細かい指定も楽しめますからね。何体か作ってセーブしておいて、同時に呼び出せばハーレム気分にも浸れます。

――夢の世界!!

ねい:普通にアドベンチャーも入りますから、普通にメイドの仕事をさせて日常的に付き合ってるような遊び方もできますよ。全シーンにVRを対応させたからこそ、やれることがいっぱいあるので。長くVRで遊んでもらえます。

――半永久的にVRの世界に没頭できるという。

ねい:ほかのVRゲームってもう少しライトな短い時間のものが多いので。ここまで長時間没頭できるゲームは、弊社のものしかないのではないかと自負しています。

――確かに、触ってるだけで本当に楽しかったです! ずっとやっていたかった!!

ねい:体験会でも、そういう人いっぱいいますね(笑)。リアルタイムで胸のサイズ変えたり服装変えたり……それだけで2時間経ってたなんて人もいます。時間泥棒とよく言われます。

――時間泥棒(笑)。もしかしたらぴったりなネーミングかもしれない。

次回、ついに最終回。KISS CTOが語る、現在のアダルトVRの問題点とは!?
(取材・文=もちづき千代子)

KISS
Twitter:@kiss_staff

接待&育成シミュレーション「カスタムレイド」、エディットヒロイン開発育成シミュレーション「××な彼女のつくりかた」、メイド育成シミュレーション「カスタムメイド」シリーズを発売するゲームブランド。