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アダルト業界歴13年。AVメーカー広報&AD・風俗情報サイト編集・アダルトグッズメーカー社員を渡り歩き、現在はライターを生業としているもちづき千代子が、これまでの仕事で体験したアダルトグッズにまつわる【事件】を大暴露!! さて、今回の事件の主役は……!?

File07.オナホール事件

オナホールといえば、男性が使用するグッズの代表格ですよね。もしかしたら女性は直接目にしたことすらないかもしれません。かくいう私も、そういう女性の一人でした。ええ、あの日あの時、あのホールに出逢うまでは……。

風俗サイトの編集をしていた私は、時おり女性に使用するグッズをアダルトショップに買いに行っていました。グラビアや動画の撮影があるごとに……というわけではなく、「これあったら使えそうだな」と思うものを3か月に1回くらいの間隔でドバッと買い込むというスタイルでした。そんな適当な買い方をしていたので、時にはぜんぜん出番がなく、結果的に物置の肥やしになったままのグッズも多かったのです。
オナホールはそのうちの1つでした。買ったはいいものの、体験動画で使うタイミングもなく。グラビアでも使うはずもなく。静かに静かに、物置に鎮座していたのです。そして年末の大掃除の時。社長から断捨離の精神を説かれていた我々は、使っていないグッズを捨てることになりました。
当然、オナホールはその断捨離の対象です。これからも使う可能性がないのですから。男性社員に「これ使う人ー」なんて募ることもできましたが、私はそれはしませんでした。ゴミ袋の中に入れると見せかけて、そっとバッグの中へと忍び込ませたのです。そう、単なる好奇心から……。

私のオナホールへの期待は見事に裏切られました。いい意味で。だって、あんなに指にしっくりくる穴だなんて知らなかったんですもの! あんなに指を入れたら心が落ち着くなんて知らなかったんですもの! そう、私はオナホールを家に持ち帰り、ホールに指をぶっ刺して、見事にその感触の虜になってしまったのです。
指にフィットする圧力、ネットリ絡まる凸凹……これを指にかませると得も言われぬ癒しが訪れる……。にわかには信じがたいかもしれませんが、私には最高のリラクゼーションでした。もともと私は、指先に洗濯ばさみをつけて悦に入るという悪癖の持ち主なのですが、これに匹敵する気持ち良さでした。
指先には様々なツボが集まっているので、それを多少なりとも刺激できるという意味で、私のオナホール指入れ癖は健康にもプラスであったような無いような。というわけで、本来の用途とはまったく別の形でオナホールを愛用している私なのでした。

あれから新しいオナホールを手に入れる機会があればソレに乗り換えつつ、色んなオナホールの穴を試してきました。キツければいいというものではなく、かといってガバガバでは話にならない……。未だに「これがベスト!」というものに出逢えてはいませんが、いつかで会えると信じています。

もちづき千代子
もちづき千代子
Twitter:@kyan__tama

AVメーカー広報、風俗情報サイト編集、アダルトグッズメーカー社員を経てフリーに転身。
性産業への己の愛を凝縮した卑猥なテキストを綴り続ける、哀愁の豊満熟女ライターである。