【アダルトグッズのお勉強】エアドールの元祖は、あの伝説的グッズラブボディ アキ タイプB

枕からドールに進化!? ダッチワイフの歴史

アダルトグッズの歴史や製造方法などをレクチャー。第3回目はエアドールの過去と現在に迫る!
今月のティーチャーは、エアドールの歴史に詳しいこだわりの職人気質開発者。

現在、”空気嫁”という愛称で親しまれているエアドール。
シリコンを使用したラブドールよりも安価ながら、女性の体型をリアルにトレースした造形や愛らしいイメージキャラクターでドールファンのハートをつかんでいます。
このエアドールの起源は”ダッチワイフ”であり、その代名詞といえば数十年前に大ヒットした「南極2号」で間違いないでしょう。雪と氷の隔絶された世界で活動する第一次南極越冬隊の性処理用具として開発されたという、ウソか本当か全く定かではない開発経緯をバックボーンに持ち、現在も伝説のアダルトグッズとして語りぐさになっています。
日本における”ダッチワイフ”はこの「南極2号」から始まりましたが、世界的な意味での「ダッチワイフ」はもっと古くから存在していました。

R.H.ファン・フーリック著『古代中国の性生活―先史から明代まで』(せりか書房)と高月靖著『南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで│特殊用途愛玩人形の戦後史』(バジリコ)によると、「ダッチワイフ」が誕生する土台は中国の宋代にあったそうです。
当時、猛暑でも涼しく睡眠できる竹製の抱き枕が流行していて、その名も淫靡な「竹夫人」という名前でした。この「竹夫人」がオランダ支配下の東南アジアに持ち込まれ、現地のオランダ人たちが愛用するようになり、「竹夫人」を抱きながら寝ているオランダ人を見たイギリス人たちがその愛用ぶりを皮肉って「ダッチワイフ」と呼ぶようになったとか。
そして、この「ダッチワイフ」は性処理の道具ではなく単なる安眠用の枕であったのですが、この逸話をどのようにか曲解した日本人によって性処理の人形に転化されたという憶測がなされています。
つまり「ダッチワイフ」という言葉自体は古くから存在していましたが、疑似セックスを行う人形としての”ダッチワイフ”は日本が起源なのです。


驚くべき進化を遂げて”嫁”の地位を獲得