壊れたアダルトグッズほど、始末に負えないものはありません。何しろ、どうやって捨てればいいのかがわからない。ローターやらバイブやらって、燃えるの? 燃えないの? もしかして家電扱いなの!? さらに、自分が捨てたことが万が一近所の人にバレたら、その界隈を二度と出歩くことなどできません。即日の引っ越し検討ですよ。夜逃げ覚悟ですよ。結果的に、捨てられぬまま自宅に壊れたアダルトグッズが埃をかぶって放置されて幾星霜。この状況、もう本当にどうにかしたいですよね。

しかし、私がここまで悩んでいるくらいなので、世間でもアダルトグッズ処分問題は意外と深刻と思われます。世の女性たちは、いつどこでどうやってアダルトグッズを捨てているのか? せっかくなので、周囲の知人たちに恥を忍んでこっそりリサーチしてみました。すると……想像を遥かに超える事態が発生していたのです。

「バイブを燃えないゴミの日に捨てたことがあるんだけど、厳重に包んだつもりがゴミ袋が空いてて、近所の犬がそれ咥えて走り去っていくのを見た……(35歳・看護師)」

「バラバラに分解して切り刻んで、跡形もない状態にして捨てたけど、それでも『もしバレたら……』と思うと気が気じゃなくて、結局持ち帰ってきてまだ手元にある……。頑張った分、物凄い時間の無駄遣いをした気分(28歳・営業事務員)」

「バイブ、ぜんぜん捨てられないから、どうにか部屋のオブジェにしようとラインストーンでデコってみた。なかなかの力作だったので、棚に置いて帽子掛けとして活用してたんだけど、家に来た友達に『何あのバイブ』って速攻でバレた(34歳・広告代理店)」

「電マはもともとはマッサージャーだし、別にバレたところで平気!と思って普通に燃えないゴミで捨てたんだけど、もうアレがアダルトグッズだって世の中に浸透しちゃってるんですね……。近所のおばさんたちが『電マ捨てたやつが町内にいる』って噂話してて、しばらく外に出たくなかった……(25歳・ライター)」

嗚呼……やっぱり、みんな超悩んでるじゃないですか! それもこれも、まだアダルトグッズを使う=変態といった風潮が世の中に存在しているからだと思うんですよ。セルフプレジャーは、決して恥ずかしいことではなく、寧ろ女性の健康的な性生活には必須ともいえることなのに……。これはもう、社会が悪い! 日本という国の文化が悪い!
まあ、視野の広すぎるバッシングをしたところで、何も解決はしません。だとすれば、ここはアダルトグッズのプロに教えてもらうことが一番でしょう。そこで以前買い物をしたことがある、アダルトグッズショップに問い合わせたところ、驚くべき答えが返ってきました。

グッズ処分用のキットを使えばいいのでは?

そう、実はけっこうあるんです! 壊れたり、不要になったグッズを引き取ってくれるアダルトグッズの通販ショップが!
LOVE PIECE CLUBでは「バイバイバイブキット」、 LCラブコスメでは「ラブグッズ回収キット Goods-bye(グッズバイ)」という商品が購入できるようになっています。このキットに不要なグッズを入れて送るだけで、簡単に破棄ができちゃうんです。どちらも女性が運営するサイトなので、さらに安心できますね!

捨てられないアダルトグッズにお悩みのあなた、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。これで私も自宅にある十数本のバイブをようやく始末できそうです……。

もちづき千代子
もちづき千代子
Twitter:@kyan__tama

AVメーカー広報、風俗情報サイト編集、アダルトグッズメーカー社員を経てフリーに転身。
性産業への己の愛を凝縮した卑猥なテキストを綴り続ける、哀愁の豊満熟女ライターである。