日本は未曾有の「国民総セックスレス」危機に陥っています。トイズマガジン編集部は、この現状を打ち破るために「性欲アップ講座」を開設しました。毎回、性に関するプロフェッショナルをお迎えし、さまざまな性の悩みの解決の糸口を探ります。
ご教授いただくのは、LOVEサポーター・竹田淳子さん。第3回は「女性たちが性に対してすべきこと」について語っていただきます。

――女性からの相談でも、セックステクニックに関する話は出てきますか?

LOVEサポーター・竹田淳子(以下、竹田):それについては風俗で働く女性よりは、一般の女性からの相談が多いですね。ストレートに「手コキやフェラを教えてください」と言われます。

――その場合、どんな風に教えてあげるんですか?

竹田:フェラも手コキもそうですが、まずは指一本を差し出して、どう扱うか見ますね。練習でも人間の肉体を舐めさせるのがポイントになるんですよ。

――えっ。ディルドとかバイブを使うんじゃないんですね。

竹田:相手の反応を見て、どうするかが大事なんです。やっぱり、何するにしても一生懸命になるとどうしても力が入ってしまいますよね。フェラだと歯が当たったり、手コキだと力が強すぎたり。でも結局、上手にできないから、無理に舐めさせられることになるわけですし、それによって長時間の奉仕をさせられることもあるんです。

――テクニックは磨いておくに越したことはない……と。

竹田:その点は、風俗で働きたいと思ってる子にも言いたいところですね。ヘルスには素股というプレイがありますが、これにはかなりの筋力が必要なんです。だから、最近の子たちは、簡単に挿入を許しちゃうんですよ。ラクできるしお客さんも悦ぶからって。

――え~! プロとしてその姿勢はどうなんですか!

竹田:これはもう、素人がウケると思っているヘルス店側に問題があると思います。ガチの素人を使い続けるのではなく、素人っぽく見えるプロを作るのがお店の仕事のはずなんですけどね。女の子に対して、とにかく甘すぎるんですよ。

――それくらい、仕事としての風俗に対するハードルが下がってるとも言えるのかもしれませんね。

竹田:そうですね。今、ビックリするほど多いですよ、大学生。風俗嬢になるきっかけって、今の若い子はダントツで借金なんですけど、それってほぼ奨学金のことなんです。ちゃんとしてるおうちの子ほど足を踏み入れがちですね。父親が医者で母親は教師、みたいなしっかりしたお宅。第一志望の大学に受からなかったからって親から援助が受けられなくて風俗始めた子も知ってます。

――社会問題となりつつある奨学金。風俗にもその余波が広がっているとは……。

竹田:あと、そういう若い子たちの話を聞いててつくづく思うのが、みんな自分の体について知らなすぎるってこと。どの体位が一番いいんですか? って聞かれても、そんなの自分とパートナーの体型にあった体位がいいに決まってるじゃないですか。

――そりゃそうですよね。セックスの快感は十人十色です。

竹田:それでいて、自分が上付きか下付きか知らなかったりもするし……。他人任せにセックスして「気持ちよくない」はないんじゃないかな? って思います。自分の身体をしっかりと知り尽くしてセックスに挑むべし。あと、女から「こういう体位でしてみたい」って提案するのはちょっと……なんて考えは捨てるべきです!

――では、逆に竹田さんの同世代の女性からはどんな相談をされるんですか?

竹田:「濡れない」ことがダントツですね。あと意外と深刻なのが「尿失禁」。先日53歳のデリヘル嬢から相談を受けたんですけど、舐められると緩くなってオシッコが出ちゃうんだそうです。お客さんは「潮吹いてる!」って勘違いして大喜びだそうですが(笑)。

――尿失禁か~。加齢とともに、女性は気になっていきますよね。これって、膣トレで防げるんでしたっけ?

竹田:そうです。膣トレは若いうちから絶対にしておくべきですよ。感度が上がりますし、尿漏れ対策にもなるんで。オススメは和式便器ですね。時間や頻度を考えても、鍛えるのにちょうどいいんですよ。

――なるほど。これからは公衆トイレ行く時はそっちに入るようにしよう。

竹田:その方がいいです。駅のトイレで洋式トイレにしか入らない人っているじゃないですか。和式が空いて譲られると「お前、さてはマ●コがユルイな」と思ってしまうんですよね……。

――もう私、二度と洋式トイレ使いません(汗)。でも、こうやって膣トレをすることも、先ほど竹田さんのおっしゃってた「自分の体を知ること」に繋がるのでは?

竹田:そうですね。自分の女性器がどうなってるのか、もっと積極的に知ろうとして欲しいです。一度、オナニー講座を開いた時なんて、中に指を入れたことがない人がほとんどで、洗う時もちょっと触るだけ……みたいな。内側にカスが溜まるとか、クリトリスも剥かないといけないとか、そういうことを自分の体なのにこんなに知らないのはどうなの!? と思いましたね。

――確かに、そこまで知らないのはちょっと怖いですよね。

竹田:結局、自分の体について知らないままだと、子どもたちにそれを伝えることができなくなるんです。そうなると、正しい性知識も伝わりませんよね。ぜひ女性には、自分の体に興味を持って欲しいです。男性みたいに出ているわけではないからこそ、その奥はどうなっているのか指で確認したり、鏡で映してみたり、ぐっと開いてもらいたいですね。病気の早期発見もできるはずですから。

最終回は、竹田さんが「日本の少子化問題」を斬ります。

竹田淳子
Twitter:@lovesapojt1101

1970年生まれ。16歳で結婚し、その後3回の結婚と離婚を経験。その後も子育ての為に風俗と水商売のWワークを続け、風俗嬢専門カウンセラーとして「アトラクティブクラブ」を設立した。女性だけでなくカップルに対してもお悩みカウンセリングを行い、セックスレスやED改善、女性用ベッドテクを指導中。占い師としても活動しており、四柱推命・ペンデュラム・手相から占うことができる。