性欲と気力を失いつつある現代日本。「国民総セックスレス時代」となりつつある今、トイズマガジン編集部は「性欲アップ講座」を開設しました。毎回、性に関するプロフェッショナルをお迎えし、さまざまな性の悩みの解決の糸口を探ります。
ご教授いただくのは、LOVEサポーター・竹田淳子さん。最終回である第四回は、竹田さんに「日本の少子化問題」を斬っていただきます!

――現代日本は少子化社会と言われていますが、竹田さんの考える、この状況の打開策を教えていただけますか?

LOVEサポーター・竹田淳子(以下、竹田):子どもをつくるためには、基本的に男性も女性も健康でなくてはなりませんよね。常に自分の体がどうなっているのか把握しておく必要があると思うんです。だから、TENGAが精子を見るルーペを発売したこと(「TENGA MEN’S LOUPE」)なんてすごくいいことだと思うんですよ。女性は、まず基礎体温をつけるところから。そういう小さいところから始めるべきですね。

――具体的にはどういった対策が必要でしょうか?

竹田:ごはんの好き嫌いをすることは構わないけど、ちゃんと食べる方がいいですよね。それと、毎日湯船につかる。鼻呼吸をする。水分をいっぱい摂る。カフェイン摂り過ぎない。タバコやめる……細かいことですが、大事です。

――要は現代人の生活スタイルの見直しをはかるべき、と。

竹田:そうなんですよ。精子の数が減少すると言われているインバーターをはじめ、便利なものには頼らない……そういう昔の生活に戻れば、少子化はなくなると思いますよ。

――男性が草食化していると言われる中、セックスレスについても大きな問題ではないかと思うのですが。

竹田:それには、まずセックスが気持ちよくて楽しいことだと認識させなければ。セックスレスの提議って別に挿入の有無だけじゃないんです。キスやハグがあればセックスレスとは言いません。一緒にベッドで眠る、一緒にお風呂に入るなど、スキンシップを大事にすればいいんです。

――でも世間では、挿入の有り無しでセックスレスを計っているような気がします。

竹田:男性はセックスの強さにこだわりますからね~。男性がイカなくてはいけないという固定概念を持ちすぎなんですよ!

――とはいえ、挿入しなければ子どもは生まれないわけで……。

竹田:最近は、仲はいいけどセックスはしたくないという夫婦が多いですからね。しかも奥さんに多い。でもセックスが嫌なら、相互オナニーという手もありですよ。子どもはできないけど、コミュニケーションとしては、それでも問題ないのでは?

――セックスを拒否しないようにするための段階策としては有りですよね。

竹田:片方が気持ちよくなくて、片方が気持ちいいセックスで子どもを作ってもしょうがないと思いますよ。

――ううむ……確かに、子づくりのためだけにセックスするって個人的にもどうかと思うんですよね……。

竹田:でも本来、性欲も自然に湧くものだし、興奮も自然にするものですよね。それを「子どもをつくる」ってことのために、ガマンしたり拒否したりするからおかしなことになるんです。性欲が感情で左右されるのは、動物界では人間だけですからね。やはりセックスについては、夫婦として向き合って、どうすればお互いの気持ちが盛り上がるのか話し合うべきでしょう。

――そのためにまず必要なことは……。

竹田:やっぱり「自分を知ること」に尽きると思います。性的な意味で。近年ではアダルトグッズが増えたりして、良い傾向にはあるんですよね。エロが社会的にNGになってきている世の中を、もう少し昔に戻したほうがいいような気がします。あまりにも情報を遮断しすぎ。

――ああ、性教育という意味でも今はちょっと閉じられすぎてますよね。地上波におっぱいが流れていたのはもう何十年前の話か(笑)。

竹田:正しい情報が流れていないから、ネットで勝手に調べた情報が蔓延するんですよ。まずは学校の性教育をきちんと行うべき。興味を持つ前に教えておかないと、後々大変なことになると思いますよ。個人的には、小学生からコンドームを持たせるべきだと思ってます。極端な発想かもしれませんが、それくらい知っておいた方が子どもたちも自分の体を守れるはずです。

――少子化問題の行き着く先は、やはり性教育なんですね。

竹田:結局、国が動かないことには、少子化には歯止めがきかないんじゃないかと。結婚というスタイルをとらなくても、子どもを産める人が自由に産める状態にしてもいいんじゃないかなぁ。一人で育てるも良し、LGBTのカップルが育てるも良し……。つまり、日本はフリーセックスの國になればいいって結論で終わらせていただきます(笑)。

――ありがとうございました!

竹田淳子
Twitter:@lovesapojt1101

1970年生まれ。16歳で結婚し、その後3回の結婚と離婚を経験。その後も子育ての為に風俗と水商売のWワークを続け、風俗嬢専門カウンセラーとして「アトラクティブクラブ」を設立した。女性だけでなくカップルに対してもお悩みカウンセリングを行い、セックスレスやED改善、女性用ベッドテクを指導中。占い師としても活動しており、四柱推命・ペンデュラム・手相から占うことができる。