2016年中盤に特に盛り上がったインスタグラムのハッシュタグに、

#goproのある生活

というものがあった。

GoPro」とは、スポーツやアクションの撮影に特化したデジタルビデオカメラシリーズのこと。「#goproのある生活」は、それを買ってステキな日常を切り取ったインスタグラマーやリア充御用達のハッシュタグで、当時はいかにGoProを通してキラキラライフが見せつけられるか、素人が競い合うように撮ってはSNSに投稿していた。

私はそれを見ると

ア゛………………!! ン゛ッ………………!!

のような気持ちになる。

#ニップレスのある生活

もちづき千代子さんのこの記事を読んでからというもの、私にはある思いが芽生えていた。

「ニップレスしてみたい」

これまでも、会社(エロ無関係の堅い職場)に密かにガーターベルトをして行ってみたり、スケスケや穴開きの下着を着けていってみたりと、「日常の中で非日常を愉しむ」ことが好きだった私。
その流れでエクストリームノーブラ出社もありそうだが、私には出来なかった。なぜなら、乳首が超敏感だからだ。

たまに、「ブラつけ忘れて会社行っちゃった」という女性の声を見掛けるので、ノーブラ出社は特殊なことではないようだ。しかし、私は乳首が超敏感という弊害を抱えていた。キャミソールが少し擦れるだけで感じてしまうし、乳首が勃ってしまう。会社などで真面目に仕事したいときに感じてしまうと集中できないし、物凄く不快なものである。

1. ノーブラは歩くオナニーになるのでムリ
2. でもノーブラで外出してみたい

ということで、早速ニップレスを買ってみることにした。

世界ヌルルン滞在記〜地味なOLがニップレスと出逢った〜

店頭で買おうと思い、ネット検索で「ニップレス 店舗」と検索し、売っていると思われるドラッグストアを下調べして近所のドラッグストアを回るも、田舎だからか、まったくない。仕方なくAmazonで「ニップレス」と検索して購入した。

数日後

父「シリコンパッドが届いてるぞー!」

私「!?」

外装は見えないようになっているが

やめーやアマゾン!!!!!

中身を開けてみると

いかがわしい!!!

ケースに入ったニップレスたち。

え、ニップレスてこんなでかいの!?
AVの見過ぎで、乳首の突起部分だけ隠すものかと思っていたが、実用性のあるニップレスは乳輪をすっぽり覆うものだった。
そういえば、私の尊敬する元キャバクラ嬢で現在は企業家・DJとしてイビサを第二の故郷とする荒木さやか様もこんなんしていたわ。

ブログに出ていた、キティちゃんのニップレスは、サンリオの公式グッズなのだそう。サンリオ攻めるな。(参照:帰国。 | 荒木さやかオフィシャルブログ「A LUCKY」by Ameba

そうして私はニップレスと共にノーブラデイを満喫してみたので、自分が抱いていた疑問に自分で答えたいと思う。

#ニップレスのある生活 Q&A(自問自答)

Q. ニップレスってポロッて落ちないの?
A. 全然落ちない。たぶん二重跳びをしても落ちない。吸盤で張り付いてるというか、ぷくっとした絆創膏を貼ってるかんじ。

Q. ゆうて貼っても乳首立って見えちゃうんじゃないの? だって平面のシールでしょ?
A. 全然ちくポチしない。変形するシリコンを乳首にかぶせると、その形に沿って、外からみたらお椀型になってくれる。たぶん乳首長い人でも大丈夫だと思う。

Q. そんなの貼り付けてムレたり、かゆくなったりしないの?
A. ムレもかゆみも感じなかった。感覚は、ふとした時に自分の腕が胸に当ったときに「ポヨン」といって、「あ、今日ノーブラだったわ」と思い出す程度。
でも、お風呂に入るときにニップレスをペリッと剥いだら、乳首に水滴が付いてた! ブラをしているときは布に吸収されてわからなかったのか、はたまたニップレスの素材でムレてそうなるのか。

Q. ノーブラ外出の気持ちはどうですか?
A. 激しく動くと痛い。
ブラは、上下に動く胸をカチッと固定してくれる、非常に優秀なものだったのだとわかった。
この日、たまたま自転車で舗装されていないガタガタの道を走ったのだが、段差を越えるたびに乳房も飛び上がり、痛かった。
Mステの階段を降りるくらいの動き(参考画像)や、普通に生活するくらいなら全然大丈夫だが、運動とかフェス向きではないと感じた。

Q. ノーブラって、胸垂れるんでしょ!!!
A. 「胸が垂れるかも知れない」という根拠のない不安。
「ブラをしないと胸が垂れる」ということが、根拠はよくわからないけれど女性の中のスタンダードでは無いだろうか。
しかしまあ、胸は垂れていくものだろうし、米国ではノーブラ女が街を闊歩しているし、一日ニップレスをしてみた中で「あ! いま、胸が垂れている! 今まさに垂れている!!」という感覚は無かったし、ニップレスを毎日するわけでもないし、別にいいんじゃないか。

Q. 手入れがめんどいんでしょ?
A. 石鹸で洗う→自然乾燥→買ったときについてきたケースに戻す。
いざお風呂に入るときにニップレスを剥いで、「で、これどうするん?」となった。
ググってみると、どうやら
・ニップレス専用の石鹸で洗う。殺菌効果の高いものはニップレスの粘着力を落とすのでNG!
・自然乾燥させる。タオルで拭くと繊維がついて粘着力が落ちるのでNG!
・買ったときについてきたケースに戻す。ポイって置いとくと粘着力が落ちるのでNG!
というかんじだった。

専用石鹸とか買っていられないし、要するにアルカリ性じゃなくて弱酸性とかを使えば良さそうなので洗顔ソープで洗っておいた。
(石鹸問題はクサマンの記事でも言及しています)

私はマジでニップレス信者になった。

シースルー、肩出しに最適。もうニップレスのない生活に戻れない
シースルーや肩出しの服を着る際、ブラひもやキャミひもが見えているのはダサい。ヒモの無いチューブトップブラは、胸を潰しにかかってくる。その点、ニップレスは服の良さを最大限に活かしてくれて本当に優秀。

なんかムラムラする
ふとした時に自分の腕が胸にあたると、「ポヨン」を感じる。
「あ、胸にあたった。胸揉みしだきたい」
ブラで締め付けた胸は「固体」というかんじで、自分の手が当たっても意識に上らなかったが、ブラから解放された胸はさながら「液体」。なんかムラムラしてトイレに行って揉みしだきたくなる。
横乳を服の中で丸出しにしている解放感は何物にも替えがたい。

ちなみにこれは、ニップレスメーカーから「宣伝してください」と言われたわけでも無く、超個人的な痴的好奇心でやったことなのでステマではない。こんなにゴリ押しする記事を書いておいて、スポンサーがついていないのが、むなしい。

自然乾燥中のニップレスたち

こうして、乳首ガードに翻弄された私だが、なんと海外では「つけ乳首」なるものが話題になっていた。
つけ乳首が専門ブランドに、米国で注目

どういうことなの……。

三尾やよい

悪趣味が高じてフリーライター。エロ・グロ・ゲテモノ。アダルト系WEBコラム連載/ニュースメディア翻訳ライター。毎日がFernweh(;-;) 将来の夢はベルリンで引きこもって夜な夜なテクノ鑑賞。