家庭教師は女子大生 桜木凛

女子大生の家庭教師とギンギン盛りの男子高校生というのは、男女のロマンが詰まっている。
家庭教師に扮する桜木凛先生は、茶髪のアップヘアにミニスカート、胸元が緩めのピンクのブラウスで、当時の「エビちゃんOL」を目指した女子大生といった風貌。持て余した性欲と自制心のあいだで揺れ動き、制服を着た年下の男子を見ると、ふと「可愛い」と思ってしまう。男子高校生は、いつも心にムラムラとした炎を燃やして、学校の女子達もおかずにしてはいるが、同級生は精神年齢が近いため、女子大生の桜木先生を知ってしまうと、彼女の一線引いた大人っぽさに釘付けになってしまう。

私がこの作品に出会ったのは、大学一年生頃だっただろうか。基本的にAVは一期一会だと考えているが、そんな中、何度も幾晩もリピートして見ていた作品のなかの一つだ。
そんなムラムラとした大学生活を終え、社会人になり、AV紹介のコラムを書くときになって、この作品のことが色濃く蘇ってきた。数年前に見たAVを覚えているというのは、その作品が脳に強烈な印象を与える作品であったということだから、凄いことでは無いだろうか。「桜木凛 家庭教師」という、うろ覚えのキーワードで検索していたところ、「まさにこれ!」という作品を探し当てた。そう、この、終始甘い声で優しく丁寧に指導をする桜木先生と、ストレートの金髪で目を隠した高身長細身の男の子。改めてみても、ここまで扇情を煽られる作品は本当に珍しい。

「成績が伸び悩んでいる」という親の相談を聞き、桜木は男子と解決策を探るが、どうにも心が通じ合わない。桜木は、「もっと仲良くなることからはじめてみる?」と切り出した。

「もっと仲良くなることからはじめてみる?」

桜木の提案に、あからさまに挙動不審になる男子。
桜木は彼に「模試はどうだった」とか、近況を尋ねる。どうやら、「仲良くなる」とは、会話で互いを知るという意味だったようだ。話は再び、勉強に移る。

「ねぇ、どうしたらやる気になる?」

桜木が尋ねると、部屋の空気がガラッと変わる。異変を察した桜木が、「やだ、変な雰囲気」と恥じらいながら誤魔化すと、男子が「先生がそうしたんだよ」と桜木に迫る。
「ばか、仲良くなるってそういうことじゃないよ……」
桜木は壁に追いやられ、男子に腕を押さえつけられ、無理やりキスされそうになり、必死に抵抗する。

「先生、嫌なの? 俺、我慢できないよ」
男子が必死にそうつぶやく。

「もう、若いなあ。」
桜木は男子の体をゆっくりと壁側に押しやり、形勢逆転。「大人のキスよ」をご指導する。

すーっと男子の腹部をなぞる桜木の手が、彼のふくらんだ下半身に止まった。

「これじゃあ勉強できないね? すっきりしたい? じゃあ、おちんちん出しなさい。」

それ以降の男子はもう桜木の言いなりで、桜木のされるがままに、快感に身を委ねて子猫のようになってしまう。

死ぬまでにみるべきAVトップ10に入れたい

「家庭教師と男子高校生」の作品は巷に溢れているけれど、これはそんじょそこらの作品とは違うのだ。家庭教師と言いながら、なぜか「監獄学園(プリズンスクール)」の生徒会のような格好の先生。男子高校生と言いながら、巨体に坊主頭で無理やり幼げな言葉を使う中年の生徒。そんなものは、この作品には一切存在しない。かつて塾講師として男子高校生に授業をしていた私が、「あぁこれはリアルだなぁ」と思ってしまうほどの魔力を持つ作品なのだ。

三尾やよい
Twitter:@mioyayoy841

悪趣味が高じてフリーライター。エロ・グロ・ゲテモノ。アダルト系WEBコラム連載/ニュースメディア翻訳ライター。毎日がFernweh(;-;) 将来の夢はベルリンで引きこもって夜な夜なテクノ鑑賞。