下町の工場から世界へと 羽ばたく意気軒昂な職人、TOKYO DESIGN 戸田一男社長

研究のための使われたバイブは分解されて稼働の様子がよく分かる。

下町の工場から世界へと 羽ばたく意気軒昂な職人、TOKYO DESIGN 戸田一男社長

“動く”をモットーにする同社の人気バイブは、竿部分がウネウネと腰振りのように複雑な動きを見せる。

ユニークなアイデアと確かな職人魂を兼備業界の初期からアダルトグッズに携わってきた戸田社長。その製品開発へのこだわりは並々ならぬものがあり、それはいまも変わらない。社長室の棚にはさまざまな種類のバイブがズラリと並び、作業デスクには何種類ものモーターが置かれている。新しく登場した製品のほとんどを分解して動きのシステムを研究しているという筋金入りの職人なのだ。

戸田:製品を見ただけでは”造形”や”動き”の意図、目的が分からないので、気になった製品は必ず分解して調べてみます。研究で明らかになった製品の意図や目的からイメージをもらい、パテントに注意しながら自分の作品に落とし込んでいくんです。頭のなかで『こういう動きにしたい』とイメージして、それを実現することは難しくないので。いろいろな製品から着想を得ていくのは作り手として当然のことで、その努力を怠ることはありませんよ。

そんな日々探求の精神によって同社はヒット商品を生み出してきた。とくにギアユニットなどを手がけてきた同社はアダルトグッズも”動く物”がメイン。水車ようなヒダが縦や横に回転する「kawaiiシリーズ」、持ち手に振動のしびれがこないように工夫された「シルフィーシリーズ」など、遊び心にあふれ、使い勝手にも気配りされていることが十分に感じられる逸品ぞろいだ。


海外市場に向けた商品作り